何にでも始まりはあります。
今週末にやっと公開の決まった『死んでるヒマもない』のダブルオーセブンシリーズの第1作目です。
本邦初公開時のポスターとタイトルは、こちらだったそうです。
007は殺しの番号
スリラー感…と云うか、オカルト感が漂っているコピーであります…放送禁止用語も使わてるしね。
…改め…。
007 ドクター・ノオ
一方、こちらはすっかり垢抜けて、エンターテインメントな感じがします。
云わずと知れた007シリーズの幕開けであり、コネリーボンドのデビュー作?です。
いきなりタキシードで登場のダンディ・ボンド…全てのベーシックはここに在ります。
イアン・フレミングの原作って、読んだことないのですが、こんな感じなのかなぁ…?
この作品で、既にボンド映画の大筋は出来上がってるようですな。
ウルスラ・アンドレスが海から登場するところは、この映画のひとつのテーマです。
初代ボンドガールはグラマラスですが、既に英国の諜報部員は複数の女性と懇ろになりつつ業務を遂行する、ってのもここから?
ドクター・ノー(ジョセフ・ワイズマン)とボンドがが絡むクライマックスは物足りなかったですが、ドクター・ノーって『燃えよドラゴン』のハン(シー・キエン)のモデルになってるような気がします。
全編通じてゆる〜い感じがしたと思うのはおっちゃんだけでしょうか?
只今、アマゾンプライムビデオでは、公開延期につき待ちに待った最新作『NO TIME TO DIE』の公開を記念して007シリーズ一挙公開中です。
さて、おっちゃん、本日ワクチン接種2回目となります。
接種後は安静も兼ねて『ロシアより愛をこめて』でも観ようかしら。
DR.NO
主演:Sean Connery
監督:Terence Young
1962年イギリス映画
上映時間:110分