赤いペガサス | 酔いどれスナフキンのブログ

酔いどれスナフキンのブログ

ブログの説明を入力します。

♫おっれの血は〜ガソリンの匂いがす〜る〜

知ってますかねのこの歌、このレコード…TBSラジオでラジオドラマにもなりました。
主役のケンアカバの声は古谷徹がアテてました。

このレコード持ってたはずですが、何処に行ったのか、捨てちゃったのか…。

『赤いペガサス』は、後に『六三四の剣』『龍-RON-』『JIN-仁-』といった作品も手掛けた村上もとかが1977年から1979年にかけて小学館の週刊少年サンデーに連載したF−1を題材とした漫画。
映画『ラッシュ』のクライマックスとなったのが1976年の富士スピードウェイで『赤いペガサス』はその翌年のF1サーカスが舞台となっております。

インターネットの発達してない当時、細かいディテールを持った本作はモータージャーナリストの赤井邦彦氏がおおいに関与していたと思われます。

因みに、村上もとか氏が原作のみを担当した続編の『赤いペガサスII 翔』ってのもF−1ブームの真っ只中に少年サンデーに連載されましたが、消化不良で終わっちゃいましたね。
本編は1977年、続編は1988年が舞台となっており、設定にもムリがありますな😅

でも、第一次F1ブームの勢いもあってか、『赤いペガサス』の方は主力マシンのSV01改がオモチャ的ミニカーで発売されてもおりました。
高校生が買うには抵抗のあるプルバックで走行出来るこのマシン、おっちゃんも持ってたけど、今は何処にあるのやら。

タミヤF1スタンダードの1/20スケールでガレージキットも発売されており購入しましたが、完成の陽の目は見ておりません。

ある意味、リアル(しかもお手軽)なSV01改を手に入れるのはおっちゃんのみならず『赤いペガサス』ファンならば長年の夢であったはずです。

今年の3月頃、ネットサーフィン…とは言わないのか…していたら、8月になんと、SV01改が1/43スケールで発売になるとのこと。
間髪入れずにポチりました😄

その間、我慢できずに舞台となる1977年のF1マシンに手を出してしまうわけです。
奥からフェラーリ312T2、ロータス78、マクラーレンM23と云った錚々たる名車たち…実は他にも持ってますけどね。

そうこうしているうちに、思ったより早くにこちらが着弾!!
グッドスマイルカンパニーの販売ですが、制作はかの有名なスパークです。

すでに他のブロガーさんもシェアしておりますが、箱の内側が何種類かあるみたいですね。

箱から出すとこんな感じです。
ここで、おやおや、バートンなる架空のタバコメーカーのメインスポンサー以外は表記が無い!?

今は版権がうるさいので大人の事情みたいですけど、オイルメーカーやタイヤメーカーの名前も無いと寂しいですな。

モデルはSV01の後期型の特徴をよく捉えているのにね。
しかも、主人公のケン・アカバは日系英国人なので、名前の上には、日の丸だけでなくユニオンジャックも必要であります。

これでは折角のSV01が勿体ないので各種デカールを取り寄せて貼ってみました…おっちゃんには自作デカールを作成するスキルも道具も無いのでね。

そして、こんな感じに…。

ブリヂストン、NGK、シェルは市販のデカールから、カヤバに至ってはラジコン京商ミニッツ用です。


苦心の甲斐あってか、密度感も増し、グッと見栄えも良くなりました…と、自画自賛😁


そうなると、このために購入したとも云えるこの子?たちの出番となります。

作品では、主人公のケン・アカバがワールドチャンピオンとなりますが、リアルの世界では1977年のワールドチャンピオンはフェラーリ312T2のニキ・ラウダです。

発泡スチロールのブロックがコンクリートウォールっぽくないですかね😄
テーブルの木目がチト残念ですな。

ワールドチャンピオンを争うマリオ・アンドレッティのロータス78と。
黒い貴婦人は後に一世を風靡するグランドエフェクトカーの元祖ですが、SV01改はそうではありませぬ。

デザイン的に優れているのに考証が今ひとつなのは、原作からも残念なところであります。

ラヂエーターは4つも要らないし、サイドポッド後方の羽の意味が不明であったり、実車でない分『?』はあります。

しかし、長年の夢であったドッグファイトシーンをリアルスケールモデルで再現出来て、夜な夜なグラスを傾けて、満足なおっちゃんでありましたとさ😄

さぁて今日は久々のメットライフドーム、一昨日、昨日と好ゲームで勝利したので楽しみです!