#空想笑年 #DADDY _________

ameba blogを更新しました_
今日のテーマは「舞台」_
こんばんは、鷹村洋一です(´∀`)_
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TEAM空想笑年 第5回公演「DADDY」

 

劇団パレイドvol.Ⅲ【白-ハク-】を観終わって直ぐ様移動
王子小劇場からから池袋シアターグリーン
お寺に挟まれた素っ頓狂な立地にあるステキな劇場だ

 

池袋はあまり立ち寄るコトがなかったので不安があった

関西の人間は碁盤の目のように縦横が交差する道に慣れている

ところが東京という街は道が曲がっていたり、

ナナメに交差してくる道があったりと変化に富む

 

狙った位置にナカナカ辿り着けないとか、

「近くやから歩いて行けるやろ!」と思っていたらドンドン遠ざかって

終いには「ココ何処やねん?」というトコロへ行ってしまう

 

―今回もちょっとだけ道に迷った

 

 

自分の中の「限界突破」

 

ほぼ一年前に出会った根魏山リョージさんの芝居
初見で「ヤバイ、この人(・∀・)イイ!!ぞ」とハートを掴まれる
その後Twitterで動きを監視するという行為をしていた
ストーカー扱いされても弁明の余地がない

 

その舞台、「星降る学校」はDVDを所望
届いてからは誰にも邪魔されない時間を作って視聴した


やはり初見の時の感動はマチガイではなかった

何故東京に住むというコトをしなかったのか
度々観に行けないもどかしさでムズムズした
そんな我慢の限界がGW計画にも反映されるコトになる

 

 

深く、複雑に、緻密に

 

旨いラーメン屋のスープの材料をすべて言い当てられるか?

 

どういうキャラクターを演るのか?
白状すると根魏山リョージさんの芝居は「星降る学校」の他に知らなない
もっと過去作品を観て知っておくべきなのだ、本来は

 

だが時間もカネも無限にあるワケではない
可能な限り「観たい」という思いを満たす為に、
行けるタイミングで観る、その機会を逃さないことに注力した

 

そして二回目となるこの公演で感じたのは、
「この人の良さのすべてをそう簡単に理解できない」ということ


(・∀・)イイ!!と直感する、だがその的確な理由を文字にできない

「波長が合う」というコトは実感しているのだが―
また新たな「ムズムズ」だ

 

直感の根源は深く、複雑に作用し合っている
澄んだ、透き通るようなスープなのに深い味わいがある、という時に似ている

 

 

「安心して観られる」という心地良さ

 

この「DADDY」はDVDが出る
しかも自分が観たのはAチームでBチームもあるダブルキャスト
ハナシの中身は絶対に書かない

 

予告などで出ていた部分だけ引用すると、

 

 

「結婚するのか?…あの人と」
「…お父さんと結婚するんじゃなかったの?」
「…うん」
「…それ本気で言ってる?」

 

とある街角にある自転車屋「オカモトサイクル」

家を飛び出したきり連絡が取れなかった次男が、10年ぶりに帰ってきた。
その日は、娘の婚約者が家に来る当日だった。 いまだに娘の結婚を良しとしない父
次男の登場でさらに機嫌は悪くなる一方。 
近所のラーメン屋やお隣さんも巻き込み
刻一刻と近付く運命の日。 
そして現れた婚約者の口から、
思わぬ言葉が飛び出したのだった…!
 
誰にも訪れる、人生の分岐点。
 
これは、決して特別ではない、ある家族の物語。

 

 

うん、「ベタ」だわ


紛うことなき「ベタ」な設定がそこにある
「ベタ」に見せかけてトチ狂ったようなコトをしでかすような素振りもない

 

でもそういうのが大事なんだな、と知る
当たり前のコトを当たり前にやる
それでいて「えっ、フツー」にならない「ああ、いいなぁ」と感じる

 

爽やかで、ちょっとだけ騒がしくて、心地良い

そんな2時間が欲しいと思う方にオススメしたい

 

 

ごはんと焼き魚と味噌汁、お新香も付けて

 

旅館の朝食みたいな朝ごはんを思い浮かべて欲しい
ソレがモノ凄く美味しいと感じる瞬間を
そうなるには、素材も調理法にも高いレベルが要求される

 

何か凄まじいシーン、
例えばセットの一部が爆破されるとか
演者が時々火を吹くとか、突然眩しい光を発するとか
そういう特殊な技能のコトではない

 

日常生まれるであろう会話、
語気を強める時、萎れる時のその強弱
突発的な反応におけるワザとらしくない、でもクスッとさせる動き
幾重にも編み込まれた繊細なテクニックが「安心感」を生む

 

 

芝居に関わる人が知って欲しい

 

どこまでも丁寧な仕上がりだったと思う
ソレが「DADDY A班」を観ての感想

 

―舞台を観た感想としてチョットおかしな言葉選びだが
そうでないと観た後に感じた緩やかな気持ちを説明できない
何処かで観てきた感じのするテーマで、こんなにも自然に「イイ」と感じた
自分のピュアな部分を擽られたかのような心持ちでもある

 

観ている時に「次こうなるナ―」と感じたこともしばしば
でもソレが手品のタネを見破ったような「やっぱりね」でなく
スッと気持ち良く「やっぱりね」と迎え入れられる

 

懐に入っている、いつの間にか
そして不快感でなく隣りにいるくらいの距離感で
ふわっと自然に視界がぼやけていった
あ、ちょっと泣いてるやん
「イイな」という雰囲気が押し付けも不自然さもなくソコまで運んで行った

 

そういう運び方をしてくれた時間、もう一方のキャストでも観てみたい
予想外にもDVDを2本注文したが後悔は全く無い
むしろ今からでも観たいくらいだ

 

でも今は、暫くの間は余韻に浸ろうと思う

 



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