後藤総合車両所に搬入された新型ホッパ車に、「キサヤ143-4」という表記が確認されたそうです。JR西日本では新型牽引車DEC743とともに、バラスト散布車を導入することになっています。目撃情報の通りなら、この形式はキサヤ143形(仮)となります。

 

てっきりDEC742みたいな名前になるものと思っていました。「GV-E197系のホッパ車がGV-E196形なのだから、DEC743のホッパ車は――」と考えたわけです。車番の目撃情報を見たときは驚きました。

 

画像:GV-E196形

 

考えてみれば、2025年10月に発表されたプレスでは「DEC743がホッパ車を牽引する」とは書かれていたものの、両者が最初からセットであるというような表現はされていませんでした。「砕石輸送車」として牽引車とホッパ車が1編成となっているGV-E197系とは対照的と言えます。

 

外観はGV-E196形に酷似しているものの、目撃された「キサヤ143-4」について、自動連結器の装備が確認できます。GV-E196形は密着連結器ですから、この点も対照的です。

 

キヤ143形との連結を考慮しているのではないか、というSNSでの反応も見られます。DEC743形は双頭連結器ですが、キヤ143形は自動連結器です。また両形式は、35系客車をプッシュプルで牽引した実績を有します。同じようにバラスト散布車も牽引できるのかもしれません。

 

除雪車として導入されたキヤ143形は、積雪シーズン以外は除雪装備を外し、牽引用などでも使用することができます。国鉄DD14形あたりを彷彿とさせる特徴です。

 

DEC743と新型バラスト散布車は、単にGV-E197系のJR西日本版だとばかり考えていました。今後キヤ143形との連結が実現すれば興味深いです。

 

以上。