・  (ラエリアンムーブメント・アジア大陸代表のブログより)

福田さんが首相をあっさり辞めたのは、アメリカの圧力に屈することを避けたかったため、のようでしたね。

彼が自民党内にまだ残っていてくれて良かったです。


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孫崎 享 さんの記事です:
Date: Thu, 30 Oct 2014 07:50:22 +0900
Subject: 福田元首相の習近平国家主席との会談を歓迎する



1:事実関係


(1)福田氏と習主席の会談を報道 中国国営テレビ、友好的雰囲気を強調


中国の国営中央テレビは29日夜のニュース番組で、同日の習近平国家主席と福田康夫元首相との会談を報じた。同テレビは、福田氏と笑顔で握手する習氏の様子を放映。また世界の企業家や政治家が経済問題を話し合う「博鰲アジアフォーラム」の理事長を務める福田氏が、習氏を来年の同フォーラムの会合に招待し、習氏が「快く応じた」と伝えるなど、友好的な雰囲気だったことを強調した


 映像から、会談の場に楊潔●国務委員、王毅外相が同席していたことが確認された。(共同)


(2)中国を訪問している福田康夫元首相は29日、北京の人民大会堂で、理事長を務める中国政府主導の国際会議「ボアオ(博鰲)アジアフォーラム」の理事らとともに、習近平国家主席と会った。習氏の国家主席就任後、両者の面会は昨年4月、今年7月に続き3回目。


 中国メディアによると、習氏は「中国はこれからも改革開放と平和発展の道を歩み続ける」などと発言した。福田氏は面会後に記者団に「日中の2国間についての話は一切していない。もう少し大局的な見地から話をした。いい会談だった」と話した。


2:評価


・ハイレベルでの対話が継続していることを歓迎する。


・日本の多くの人も、福田元首相を堅実な政治家として位置づけているとみられるが、「両者の面会は昨年4月、今年7月に続き3回目」は冷え切っている日中関係の中で重要である


・ 残念ながら安倍首相は中国との緊張を高めることにより、集団的自衛権、防衛費像、普天間の辺野古移転推進に役立てたいとする米国の軍関係の指示に従って行動し、緊張を高めてきた。その中で、福田氏が補完的役割を果たしてきたことは極めて重要であると思う。


・今日日本の対中感は厳しい。しかし、この認識は世界の共通認識ではない。


 先ずかつてのソ連と異なり、中国の体制自体が世界に脅威を与えているという認識はない。


 米国においては軍関係でも。軍事紛争を行わないための「新大国間関係」を模索している。


・勿論国境問題に関し、近隣国との問題はある。


 重要なことは、紛争にしないことだ。



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