(ラエリアンムーブメント・アジア大陸代表のブログより)


武田邦彦教授


ショート論評 温暖化しなくても海水面が挙がる理由は?



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NHKNHKスペシャルで、「温暖化によってジャカルタなどが水没しかかっている」と放送した。物理学的には実に面白い新発見だ。

(下のグラフは北海道新聞が報じた「正式な気温変化」で、若干、最近は低下気味であることがハッキリ判る)

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地球の気温は気象庁が整理しているように、最近、17年間はまったく変化していないか、あるいは僅かだが減少している。だから、NHKはついに「温暖化して海水面が上がった」のではなく、「気温や水温が変わらないのに海水面が上がる」という新学説に到達したらしい。そうとしか考えるしかない。気温は同じなのに海水面が上がるのだから。

これは世紀の発見で、水が温度に対して負の体積膨張率を持っているというのだから、物理学会は大騒ぎだろう。それにしても2006年だから今から8年前、同じNHKスペシャルは「ツバルが沈んでいる」という報道をして、大人の膝まで海水が上がって浸かっていた。(下の写真は2006年のNHKのスペシャル)

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さらに他の地域まで沈んできたと言うことになると、ツバルは胸あたりまで海水面が上がっているのだろうか? 当時、ツバル報道をしたのはNHKばかりではなく、多くの写真家、環境運動家がツバル詣でをしていた。

都税1500万円を使ってツバルに大名行列をした石原元都知事もふくめて、

の際、良心というものがあるなら、日本人としての誠実さが残っているなら現在のツバルも写真を撮ったり、報道したりするだろう

それとも最近、さっぱりツバル報道がなくなったのは、ツバルがすでに沈んでしまったからかもしれない・・・・(これは冗談で、すべては事実ではない)

受信料を取って視聴者を騙すのもいい加減にしてくれっ!!

(平成26528日)



武田邦彦