capitarup0123さんのブログより
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財閥が育てたブラックマスコミの恐ろしい力 

(ryuubufanのジオログ)より


 マスコミ、特にテレビは人類世界に革命を齎した。インターネットも凄いが、テレビの出現は凄過ぎという感じがする。テレビ前の世界とテレビ後の世界の違いは、インターネット前の世界とインターネット後の世界の違いより大きい。電話の登場も凄かったと思う。電話は個人間の距離を無くした。本当に凄い事である。テレビは姿形の瞬間移動を実現した。国民全てが同じものを見る事ができた。これも本当に凄い。

 我々はこういうとんでもない事に慣れてしまい、と言うか当たり前になって、凄さに隠された怖さに盲目になる原因を作ったと言える。凄いものは怖いものでもある。凄いものはすぐ怖いものにもなる。ロケットは凄いがミサイルにもなるのである。テレビも怖いものになるのである。

 マスコミはテレビが出てきて物凄い力を持つようになった。一般人類はテレビの凄さを知った。しかし、マスコミはテレビによって物凄い力を持ったのである。そこに物凄い怖さが出現したのである。マスコミが国民を支配する事が可能になった。一般国民はその事に気づかない。

 国民は世界の出来事を見せてくれるテレビを、自ら進んで茶の間に高い金を払って入れた。マスコミにはお誂え向きの展開である。大企業はテレビにコマーシャルを乗せる事で有名という得難い価値を得た。マスコミは大企業から収益を得た。テレビの凄さは大企業、マスコミを大きく育てると言う形でも現れた。しかし、その事はそのまま国民支配へと直結する怖さを持っていた訳である。

 大企業、財閥はマスコミと直結し(癒着し)、その国民支配のお先棒を担ぐ。公共放送(笑)のNHKは政府と直結し、政府の国民支配のお先棒を担ぐ。財閥と政府は直結し、マスコミを介して国民を支配する。

 テレビは財閥権力の国民支配のあり方を変えた。マスコミをブラックマスコミとする事で巧妙過ぎる支配を実現した。国民の命と言える民主主義を簡単に破壊できるようになった。ブラックマスコミの恐ろしい力は財閥権力によって生み出されたと言える。

 財閥は多くの国民を雇用している。雇用されていない国民でも多くが間接的な雇用関係が成り立っている。財閥と国民の間には経済的上下関係が成り立っている。財閥がマスコミをブラック化すれば、財閥の国民支配は堅牢無比となる。


 そもそもテレビを作ったのは財閥である。自分が作ったテレビに自分のコマーシャルを乗せる。財閥のテレビ支配は根本的で構造的である。財閥は民主主義を排除する。マスコミはブラックマスコミになる。

 インターネットとはそんなブラックマスコミを排除する事を根本的目的としているのだろう。国民はインターネットを駆使し言論の力を凄いものにしなければならない。