(ラエリアンムーブメント:アジア大陸代表のブログより)
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野菜や果物は体に良いのだから当然と言えば当然だが、精子の健康にも効果があると判明した。特に黄色やオレンジ色の野菜や果物は男性の生殖能力を高め、中でも人参はパーフェクトだそうだ。人参を食べると精子の運動性が高まるという。


米ハーバード大学Piotr Zareba氏らのチームは、200人の若い男性に様々な野菜や果物を摂取してもらい、精子に与える影響を調査した。それによるとオレンジ色や黄色の食品を食べると精子が強くなることがわかった。

これらの食材にはカロテノイドと呼ばれる色素が含まれており、これが体内で健康効果の高い抗酸化物資に変化するという。加えてβカロチンも豊富で、体内で抗酸化作用のあるビタミンAに変わるのも理由の1つである。抗酸化物質は、新陳代謝の副産物である遊離基(体内で細胞膜やDNAを攻撃する)に作用し、その働きを抑え込む力がある。


黄色やオレンジ色の野菜や果物としては、サツマイモやメロンももちろん、精子の健康に一役買ってくれるが、人参は精子の能力を6.5~8%もアップさせこれに勝るものはなかったという。


一方赤い野菜、特にトマトに多く含まれるリコピンは、抗がん作用に加え異常な形をした精子を減らす役割もあるという。今回の調査で、トマトの摂取で8~10%正常な形をした精子が増えたとの結果も出ている。大した数値ではないと思われるかもしれないが、たとえば不妊に悩む夫婦にとってこれだけ精子が改善されれば、妊娠の確率はグンと伸びるそうだ。


「若い男性はカロテノイドの摂取により精子の運動性を高められるが、これにリコピンを加えれば、精子形態を良好に保つことも可能」と研究者たちは奨めている。精子の健康に関する記事はイロリオでも度々お伝えしているので、気になる方は下記関連記事をご参照いただきたい。ただ気を付ける点があまりに多いので、無理はなさらないでいただきたい。

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