(ラエリアンムーブメント:アジア大陸代表のブログより)

イジワルな気持ちは人間の性

(Your Pain, My Gain: Feeling Pleasure Over the Misfortune of Those
You Envy Is Biological:ラエルサイエンス 10月30日英語版配信分)


「人の不幸は蜜の味」―他人の幸せを願う気持ちがある一方で、不幸を喜んでしまう心もあるのは、人間の生物学的な特徴のようだ。


米国プリンストン大学の研究。


他人の不幸を目にしたときに人間がどのように反応するかを観察するため、頬の筋肉の電気的活性を測定したりfMRIを用いて脳の血流を測定するなどの4つの実験を行った。


すると、同じ不幸に見舞われるとしても、


裕福だったり社会的地位が高いなどの「うらやましい人」、また自分のライバル的存在の人が不幸に遭った場合に、被験者は一様に喜びの反応を見せたという。


反対に、哀れに見える人や利害関係のない人が不幸に遭ってもそういった反応はなかった。


人間のこのような感情は、対人関係において優位性を保持したいという思いから生ずるものであり、他人への共感の欠如は必ずしも病的なものではなく、誰もが程度の差はあれ、心の中に持っているものだ、と研究者は述べている。


『イジワルな気持ちは人間の性』
http://www.nutritio.net/linkdediet/news/FMPro?-db=NEWS.fp5&-Format=detail.htm&kibanID=42167&-lay=lay&-Find 
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[英語版 元記事] 
http://www.sciencedaily.com/releases/2013/10/131028101117.htm