光速よりも速い飛行は、人類の創造者エロヒムの社会では現実です。
「私たち(=エロヒム)は原子力を利用した推進方式のおかげで、私たちの惑星から地球へ行くのに、二ヶ月足らずの旅で済む手段を持っています。これによって、光速の7倍という速度で私たちは移動することができるのです。
それらの光線が私たちを”運ぶ”のです。従って、その光線によって運ばれるためには、私たちは可視光線の領域から、つまり眼で知覚できる光線の範囲から、飛び出さなければなりません。そうすることで、運ぶ光線に波長を合わせることができます。
このために、私たちの宇宙船を観察した地球人が、宇宙船は発光し、輝く白色体となり、青くなり、最後には消えると記述したものです。宇宙船が光速を超えると、それは消え去り、肉眼ではもはや見えなくなることは明らかです。 (1973年12月の説明)
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1975年10月7日の追加説明:
私たちは光速の7倍の速さで飛行すると言いましたが、あれは、私たちが初めて地球に着陸した当時、つまり、25,000年前の話のことです。
あれから私たちは、大いに進歩し、今ではずっと早いスピードで空間を移動することができます。当時および2ヶ月近くかかった旅行も、現在ではほんのわずかな時間で済みますし、私たちは引き続き進歩をしています。
「地球人は科学的に創造された」ラエル著
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NASAがワープを研究中:光より速い移動が可能に!?
(Engage! Warp Drive Could Become Reality with Quantum-Thruster Physics
:ラエルサイエンス8月22日英語版配信分)
2013.8.10 SAT
NASAがワープを研究中:光より速い移動が可能に!?
NASAが一見無謀とも言える「ワープ」を真剣に研究している。光速を超える速さで航行することのできるエンジンをつくることが目標だ。無謀に聞こえるこの計画、いったいどんな理論なのだろうか?
この新しいカーク船長(『スタートレック』の主人公)は、ジョンソン宇宙センターで、光よりも速く宇宙を航行することを可能にする新技術の研究を行っている。一見、完全なSFのようだ。しかしホワイトによれば、このような無謀な目標を目指すことは、自然なインスピレーションを得れば可能になるかもしれないという。
「宇宙は137億年前のビッグバンのときから膨張しています。そして、いくつかの宇宙モデルによると、宇宙の生涯の最初の段階に、いわゆる『宇宙のインフレーション』によって特徴づけられる時期がありました。宇宙のあらゆる点は、極度に速いスピードで互いに遠ざかりました。自然においては成功したのです。問題は、人間にできるだろうか?ということです」。
いまのところ、ホワイトのチームの目標はそこまで野心的ではない。彼のチームは、光子の軌道をそらすことを試みる実験装置を計画した。ある特定の空間領域の中を光子が通過する距離を変え、起こることを干渉計で研究する。彼らの装置は非常に感度が高く、実験室の周りを歩く人が起こす地面の震動も検出するほどだ。このため、実験室は地面から隔離するために、地下のゴム・アイソレーターの機構の上に建てられている。
ホワイトは、「すべての物体は光より速く動くことができない」というアルバート・アインシュタインの特殊相対性理論を忘れているわけではなかった。彼はこの法則に逆らいたいのではない。法則を避けて通ろうとしているだけなのだ。
そして、それを実現させようと思い立った最初の人間ですらない。すでにメキシコ人物理学者、ミゲル・アルクビエレが挑戦していたのだ。彼は、1994年にアインシュタインの理論を冒瀆することなく、超高速に到達する可能性についての理論 を構築した。
アルクビエレの理論は、高エネルギー物理学の分野の知識をもたない者にとっては、そう簡単に理解できるものではない。簡単に表現するならば、空間の膨張と収縮に関係していると言えるだろう。
この科学者の仮説 によると、宇宙船は局所的には光の速度を超えることはできないけれども、代替となる推進システムは、アルクビエレが「ワープの泡」と呼ぶものを生み出すことで、時空間を操作することができるという。言い換えれば、宇宙船の片側で空間の膨張を、反対側で収縮を起こすのだ。
「宇宙船は地球から遠くへ押し出され、時空間自身によって遠方の恒星へと引っ張られるはずである」と、この科学者は書いている。「空港の動く歩道に乗るようなものです」と、ホワイトは説明する。
まるで『スタートレック』のようだが、少なくとも理論的な観点からは、アルクビエレの理論は筋が通っているようだ。もちろん、これを現実の世界のものとすることはまったく別の話だ。ホワイト自身が、超えることのできない障害があることを認めている。なかでも、いくつかの物理法則に反しているように見える「エキゾチック物質」が大量に必要とされるが、まだそれについてはほとんど研究がなされていない。
ホワイトの研究が分け入ろうとしているのは、このようにあいまいなシナリオだ。彼は、歪曲の中を航行するであろうエンジン、特に全推進システムの主要構成要素となるはずのリング上の装置を再設計した。新しいデザインは、稼働に必要なエネルギー要件を大きく減少させるはずだ。
ホワイトは強調しているが、いずれにせよまだ実験室内で極小の「ワープの泡」をつくることができることを検証するためだけの研究プロジェクトにすぎない。「わたしたちは宇宙船のボルトを締めているわけではありません」と彼は語る。
まるで、実験室内で小さな核反応を起こすことを目指したマンハッタン計画の最初の実験のようなものだ。実現が可能であることを証明するためにすぎない。いまのところホワイトの計画は、誰からも多かれ少なかれ「狂気」だと思われている。何百年かしたら、また様子を見てみるとしよう。
『NASAがワープを研究中:光より速い移動が可能に!?』
http://wired.jp/2013/08/10/nasa-research-warp/
[WIRED.jp]
ラエルサイエンス http://ja.raelianews.org/news.php