製薬業界の利権を守るお役所
(飯山一郎)より
「子宮頸(けい)がんワクチンの積極的な勧奨は一時やめる」と厚生労働省が発表した。
厚生労働省・専門部会の桃井真里子座長の聡明そーな顔は、ワクチンの副作用が如何に重篤だったか!を物語っている。
なにしろ子宮頸がんワクチンの接種後に、体の複数部分に慢性的な痛みが生じるという従来にない重い副作用が38例も相次いで報告されていたという事態は、非常に深刻である。
桃井真里子座長は「接種中止ではなく希望者は今まで通り受けられる」と強調していたが、接種中止!といった患者優先の措置が妥当なのに、ソレができないのは、イロイロな利権(ワクチンも“利権”だ!)がカラみ、“圧力”があるからなのだ。
子宮頸がんワクチンを巡っては、2010年11月~今年3月に接種した推計328万人のうち、重篤な症状を含めて、発熱やアナフィラキシーショックなどの副作用が1,000件を超えたことがすでに判明している。
こういう重篤な副作用を懸念する女子中高生の保護者らが「全国子宮頸がんワクチン被害者連絡会」を今年3月に発足させ、国に予防接種中止を求めていた…。
しかし厚労省は「ワクチンの積極的な勧奨を一時やめる」だけ!だって。
これって、厚労省って役所が誰の味方なのか?! 分かりやすい寝ー。
国民の健康ではなく、製薬業界の利権を守る厚労省!
これって、大昔から全く変わらない体質なんだけどさ。