2013年 ベーコンやハムを食べ過ぎると病気になりやすいことが判明。

(動物愛護がうっとおしいだって?)さんブログより

フランス、イタリア、イギリスなどヨーロッパの10ヵ国の45万人を約13年間追跡した結果、ベーコンなどの加工肉を一定量以上食べる習慣があることで、循環器系の病気やガンにかかる確率が高くなるこがわかった。また、若くして亡くなってしまう人の割合も高くなっていた。
加工肉を毎日160g以上(ベーコンなら約10枚、ソーセージなら約6本)食べた人が12年間で死亡する確率は、加工肉を1日20g未満しか食べなかった人より44%も高かった。

2012年 肉食べると若死にするリスク高まる
米ハーバード大学で男性3万7698人、女性8万3644人を、それぞれ22年と28年間にわたって追跡調査したデータを分析した。トランプ1箱ほどの量の赤肉(牛や豚肉など)をほぼ毎日食べていた人は、あまり肉を食べていなかった人よりも平均で13%死亡リスクが高かった。さらにソーセージやベーコンなど、加工された肉を食べていた人の死亡リスクは20%に跳ね上がった。


肉食と大腸ガン発症率との相関があるというのは、すでに世界で認められている事実ですが、結腸がんについても同様の研究結果が出ています。

2011年 肉食多いと結腸がんリスク高まることが明らかに。
国立がん研究センター(日本)による45~74歳の約8万人を追跡した調査の結果、牛肉・豚肉、鶏肉などを毎日100グラム以上食べる男性は、それ未満の男性に比べて大腸がんの一つの結腸がんの発症リスクが44%増える。女性では牛肉・豚肉を同80グラム以上食べる人で結腸がんリスクが48%高まった。


2008年 乳製品をよく摂取するグループで前立腺がんになりやすい
国立がん研究センター(日本)による45~74歳の男性約4万3千人を6~9年追跡調査下結果、乳製品、牛乳、ヨーグルトの摂取量が最も多いグループは、最も少ないグループにくらべ、前立腺がんのリスクが高くなるという結果が出ました。


と殺されるために、と殺場に連れてこられる牛や豚の多くは病気をかかえています。
たとえば千葉県下のと畜場では連れてこられた牛や豚たちの約6割が病気を抱えており、すべて廃棄、あるいは一部廃棄されています。一部廃棄された残りの部分は市場に出されています。


兵庫県食肉衛生検査センターは、「と畜検査の結果、全部廃棄処分となった牛は毎年増加している」としています。疾病別では牛白血病が最も多く、「全国的に蔓延しているものと思われる。昨年は炎症および炎症産物による汚染によっての全部廃棄が増えており、これは病畜の急増、特に起立不能の状態で経過の長い牛が多数いたことによると思われる

鶏については、全部廃棄・一部廃棄は数パーセントにすぎません。しかしこれは、ただたんに、一日に、日本全体で200万羽と殺している鶏を流れ作業で検査する方法が甘いだけにすぎないと私は考えています。ひとつの食鳥処理場で1日に1万羽以上もの鶏が処理されているのです。1羽1羽綿密に検査することは不可能です。
1㎡あたり16羽の過密飼育を強いられ、出荷時の捕鳥のさい、骨折してしまうほど足の弱っている鶏がいる飼育環境、鹿児島大学による、南九州の 5農場を対象にした調査で「趾蹠皮膚炎(FP)Dは調査した全ての鶏群で観察され、一部の鶏群では全ての個体に趾蹠皮膚炎(FPD)を認めた」とあるような環境で、鶏が健康でいられるわけがありません。


商品とされる動物たちは、コストを抑えるために、生産性をあげるために、多大な負担を強いられています。
過密飼育、無麻酔での体の一部の切断、商品としての質の良さを保つために繰り返される近親交配、繋ぎ飼い、そして本来の寿命よりはるかに短い期間で、と殺されます。

口蹄疫で、日本だけで何十万もの豚が殺処分され BSEのためにヨーロッパでは何百万頭もの牛が殺処分され、鳥インフルエンザでは日本だけで何百万もの鶏が殺処分されています。
家畜伝染病は、動物を苦しめ不自然に飼育した結果です。家畜伝染病は動物から私たちへの抗議です。
自分の命を犠牲にすることでしか、命あるものに対してこのような扱いをすることへの警鐘を鳴らすことができない動物の立場を考えるとき、私たちにできることは、畜産という動物を殺して食べる商売をなくしていくよう、努力することです。畜産業は動物への差別です。長い間培われてきた動物への偏見の結果です。畜産業をなくしていくことで、多くの人が職を失っていくことになります。しかし私たちが負わなければならない痛手は一時的なものです。この先畜産業が続いていくのなら、動物たちはこれからもずっと苦しみ続けなければなりません。






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