安倍首相のロシア訪問 4月末に予定
ラエリアンムーブメント アジア大陸代表のブログより

第二次大戦後約68年経ってもまだ平和条約が締結されていないという異常。「日本人の意思決定の遅さ」の見本が政府の決断力の欠如。その間、日本国民は「北方領土」の空念仏を唱え続けさせられましたが、その中身は実際はとってもちっぽけなもの。「協議」は実務レベルで前もって済ませて、首相はその締めをやってもらいたいものです。
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安倍首相のロシア訪問 4月末に予定


4.04.2013,
 Синдзо Абэ Япония премьер-министр
Photo: EPA

安倍首相のロシア訪問は、4月末に予定されている。ロシア大統領府筋が4日、伝えた。

外交筋がイタル・タス通信の東京特派員に伝えたところによると、安倍首相のロシア訪問は、4月28日あるいは4月29日に実施される予定だという。

日本の首相がロシアを公式訪問するのは10年ぶり。観測筋は、日本側は領土問題、平和条約の締結、エネルギー分野を中心とした共同経済プロジェクトなどについて協議する考えだと指摘している。

イタル・タス

http://japanese.ruvr.ru/2013_04_04/109894062/



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ロシア側から見た記事です:

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日本の首相-10年ぶりのロシア訪問

Photo: EPA

日本の安倍首相は最近、ロシアに対してポジティブな発言を行っている。これは、現在準備が進められている安倍首相のロシア訪問と大きく関連している。安倍首相は、衆院本会議の答弁で、日ロ関係を優先的な関係の一つとして考慮し、「本年のしかるべき時期に日本の首相として10年ぶりにロシアを公式訪問する予定だ。ロシア訪問を日露関係の発展に新たな弾みを与えるものとしたい」と発言した。

安倍首相によると、アジア太平洋地域の戦略環境は現在、大きく変化している。そのため、日ロ関係の強化は、両国の利益に合致するだけでなく、地域の安定にとっても大きな意味を持っている。ロシアとの相互理解の模索は、日中関係の先鋭化と大きく関係している。ロシアの専門家ワレリー・キスタノフ氏は、これは尖閣諸島や他の領有権問題と関連していると指摘し、次のように語っている。

「安倍首相は国会で北方領土に関する質問に答え、この問題に対するプーチン大統領の前向きな姿勢を指摘した。プーチン大統領は、目的意識を持って協議を行う意向を示しており、一定の進展に期待している。実際にアジア太平洋地域における状況は変化している。

日本は隣国との領有権問題を抱えているため、日本の状況は複雑さを増している。これらの問題が解決される見込みはないが、ロシアとの間には、何からの漠然とした期待がある。


2月に森元首相がロシアを訪問した。森氏は、プーチン大統領と会談し、プーチン氏が発言した『引き分け』の真意について直接質問した。プーチン大統領は、双方が受け入れ可能な解決策のことだと説明した。 これは、日本人に期待を持たせたようだ。

なぜなら中国は、日中が領有権を主張している尖閣諸島を、日本と同じように管理していることを示そうとしており、韓国は、1000年後も、日本の過去の軍国主義の犠牲となった国であることを忘れないと指摘している。

これらの状況の中で、プーチン大統領の発言は十分に肯定的なものだった。一方で、日本が唯一譲歩の構えを見せているのが、北方領土の長期的な返還だ。日本は、これまでの立場を放棄してはいない。しかし重要なのは、ハイレベルでの協議が始まることだ。日本首相は、10年ぶりにロシアを訪問する。」

 ロシアの優先課題は、経済発展と産業の近代化だ。そのためには、ただの投資ではなく、「賢い」投資が必要とされる。日本は、その「賢い」投資を行うことができる。一方で日本は、エネルギー資源を必要としており、ロシアは豊富な資源に恵まれている。

 

ロシア経済の発展という意味において、隣国との協力の場になるのは、極東だ。ロシアの極東は、日本のビジネス界に、興味深く、互恵的なプロジェクトを提供する用意がる。

http://japanese.ruvr.ru/2013_03_07/107095159/






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