やっちゃんのブログより転載
頭の良い人=IQの高い人と思われがちでしたが、脳科学の発展から、それが違ってきていることに、人類は気づきはじめたようですね。

   

天才政治

**********************************************************

生物は同じ種であっても個体差が生まれ、それはヒトの知能も例外ではない。そ
 のような差を測るには共通したテストを利用するべきではあるが、ヒトの複雑で数ある認知能力をたった1つのテストで測ることは適切なのだろうか。 

要約: IQ(知能指数)は知能検査の結果を標準偏差を用いて表したものであり、例えばウェクスラー式と呼ばれるものでは、平均100、標準偏差15とな るように作られているため、ほとんどの人々が70~130のスコアを出し、そこから逸脱する人々の場合は異常値として認識される。しかしヒトの知能は単一のテス トによって正確に測ることはできるのだろうか。 

ウェスタンオンタリオ大学のAdrian M. Owen博士らによってインターネットを利用して行われた研究によって、正確な知能を測るには少なくとも3種類のテストを行わなければならないことが分かった。 

この研究には誰もが参加できるようになっており、世界中から老若男女10万人以上が参加した。参加者は記憶・推論・注意・計画など様々な能力を測るための12種類のテストを受け、同時に文化的背景やライフスタイルについての質問を受けた。 

すると広範囲の認知能力を測るには、IQテストのように1つの要素だけを使うことはできず、短期記憶・推論・言語など最低でも3つの違った要素を考慮に入れなければ、その能力の変動を説明することはできないことが分かった。 

研究チームによると、人々の認知能力に何が影響するのかも同時に解析され、脳のトレーニングなどは認知能力に好影響を及ぼすことはなく、加齢が記憶や推論に対して悪影響を与えていたという。また日常的にゲームをしている人々は短期記憶や推論においてよい成績を残し、喫煙者は短期記憶や言語において 悪い成績を残し、不安障害は特に短期記憶に悪影響を与えていることも分かった。   

[科学ニュースの森]
 

IQ神話の正体を科学者が暴露 
(Scientists Debunk the IQ Myth:1月8日英語版配信分) 


関連記事

  

サヴァン症候群とウイリアムズ症候群から見る知性ある天才とは?



ここまで転載



ラエルサイエンス
http://ja.raelianews.org/news.php
弥勒菩薩ラエル :「科学が私たちの宗教です。
          Science is our religion」

-