■医療過誤から患者を守るために―改革に向けた米外科医の提言(How to Stop Hospitals From Killing Us:
ラエルサイエンス12月30日英語版配信分)


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「それに比べ、米国の医療界の状況はひどい。毎週、ジャンボジェット4機分の乗客に匹敵する数の患者が医療過誤で死亡している。しかし、こうした過誤は世間一般にほとんど知られることがなく、医療界がそうした教訓を生かすこともめったにない。回避可能な同じ過ちが何度も何度も繰り返される一方、患者にはどの病院の安全実績が他に比べて優れているか(あるいは劣っているか)を知る術がない。


われわれは医師として、害を及ぼさないことを誓う。だが現場に入った途端、別の不文律を身に付ける。すなわち、同僚の過ちは見て見ぬ振をせよというものだ。その影響は計り知れない。


米国で外科医が間違った部位を手術する事例は1週間に40件起きている。すべての入院患者のおよそ4分の1は何らかの医療過誤による被害を受けると推測される。もし医療過誤が一種の病気だとしたら、米国で6番目に多い死因ということになる(事故の次、アルツハイマー病の1つ上の順位)。さらに、医療過誤は米国の医療制度に年間、数百億ドルものコストをもたらしている。


医療専門家らが自ら行った調査によると、すべての投薬、検査、治療のうち約20~30%は不必要なものだという。これだけ多くの失敗を重ねる業界が他にあるだろうか。」


詳細はこちら:


『医療過誤から患者を守るために―改革に向けた米外科医の提言』
   http://jp.wsj.com/public/page/0_0_WJPP_7000-519141.html?mg=inert-wsj
   [WSJ日本版]

 

[英語原文記事]
http://online.wsj.com/article/SB10000872396390444620104578008263334441352.html


ラエルサイエンス
http://ja.raelianews.org/news.php


弥勒菩薩ラエル :「科学が私たちの宗教です
          Science is our religion」



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