私は14時頃会場に到着、とりあえずグッズを買いたかったがもう開場時間になっており入場しないと買えなくて、しかも再入場できないということで仕方なく知り合いへの挨拶もそこそこに早めに入場しました。それにしても久しぶりに見る顔がいっぱいいましたね(私が山口来るの1年8ヶ月ぶりだから尚更ですが)。
アイドルのホールワンマンは同規模だとやはり2016年1月のひめキュンフルーツ缶旧体制のひめぎんサブホールを思い出しますね。あの頃の雰囲気になんとなく似ているなと思いながら開演を待っていました。
私は9列目に着席。5列目ぐらいから段差になっていて結構見やすい位置でしたし、近くの席に岡山から応援に来たアイドルさんが座っておられたのでライブ中そっちに気を取られないよう注意しようと決意←
元オレンジと愛媛の某三姉妹が来ていたのはわかりました。
ステージは左右が階段になっており階段の間に小さなスクリーン(基本的にロゴが表示されており、曲の開始時にタイトルが表示されていた)、階段の上にもステージがあり大きいスクリーンも設置されていて曲中はリアルタイムの映像に歌詞が表示されていました。
定刻16時ぴったりに開演。玉乃井さんが煽ったりするのかなって思ってたけど、前ふりもなにもなくいつものSEからスタート。普段との違いは、レーザーをふんだんに使っており色鮮やかでした。さらに炎が出る仕掛けもあり、ホールワンマンの雰囲気が現れていました。
ファイヤーコールとともに徐々にボルテージが上がっていく会場、メンバーは階段上のステージから登場し暗闇の中「IDREAM」のイントロへ。
「ワンツースリーフォー」の掛け声とともにステージが明るくなり、やや表情に硬さが残るものの笑顔でワンマンが始まりました。衣装はdistopiaのと少し似てる白黒エナメルっぽい新衣装でしたが、おそらくメンバー全員同じ形式だったと思います。
2曲目「ノンフィクション」のイントロでゆいちゃんから「文化会館来たぞーーー!!」の煽りが入り、ゆいちゃんはここで大声出したことでやや緊張がほぐれたようで、いつもの笑顔が戻ってきました。
久しぶりに聴いた「ISHINE」、私にとっても励みになる曲になった「SUPER STAR」と続き、4曲目まではどういう意図のセトリなのかなって考えてたけど、5曲目に「対番兵器」が来て一気に会場のボルテージが上昇。客席からの声にも厚みが増してきました。この曲でちゃんと炎が出てさすがわかってる!ってなりました。
よくよく考えたら、4曲目までの流れはこういうことを思っていたのかなと自分の中で解釈しました(ただの妄想です)。
「とあるアイドルが思い描いた夢は作り話ではなくなった。それは明治維新から150年後の2018年、キミならできる!キミしかできない!」
妄想はおいといて6曲目には「Run!!」、Yamakatsuにとってもターニングポイントになった曲、イントロだけでザワつくよね。私は久しぶりすぎて口上は大天使のやつでいいんだっけ?かわったっけ? ってことばっかり考えてしまって結局なにも言えず・・・。
「GOLD」「STAY GOLD」と最新曲と続けここまで8曲ノンストップ、このワンマンライブへの想いやYamakatsuのイマを感じられる流れだったと思います。
ここで一旦メンバーが袖に捌けて映像が流れる。YabのGoサタ企画でダブルタッチをやることになったメンバー。このステージで成果を披露することになったが、縄跳びが苦手なYulyさんと小学生のときに縄跳び倶楽部に入ってたことをドヤる常岡さんを中心(?)に練習を重ねて今日を迎えた。
映像の終わりとともにメンバーカラーをあしらった新衣装に変えて再登場。「カーニバル」が流れたので、落ちサビ前のあそこでやるんだろうなと把握。れなむぎが縄回す役、他の3人がまず順番に飛んで最後は3人で飛んだ。ちょっとミスもあったけど許容範囲。企画があることは知っていたけどどういう形で披露されるかはもちろん知らなかったので、こういうふうに曲の流れの中でサラッと進めてくれて中弛みすることもなくライブが進行したのは良かったです。
ここのブロックはタオル回したり声出したり踊ったりする楽しむゾーン、、、のはずだったんだけど、「SOUL SCREAM」の落ちサビが予想外というかこれまでこの歌詞深く意識していなかった。。。
「Ah まだ見ぬ夢の舞台 どうか辿り着けますようにと」
辿り着いた夢の舞台でこの歌詞を聴いて、すごくジーンときてしまった。。。ゆいちゃんもなにかこみ上げてくるものがあるような表情をしていた気がします。この曲は2015年フジヤマ移籍後初シングルPARADOXのカップリングで、そのときにどこまでこの場所を意識していたかはわからないけど、改めてこの曲の歌詞を眺めると勇気もらえる曲だなと気づきますね。
ソウスクは階段ステージで終わってそのまま「SURVIVOR」が始まったんですが、暗めのステージの横一線の立ち姿やたらカッコよかった。そういえば久しぶりに山口で「長州SEVEN」聴いたな。。。
14曲目「Pinky」が終わって再びメンバーは袖に捌けて映像が始まる。ここでの映像はYamakatsuの曲ごとに込められた想いなどをMVとともにを振り返るものでした。7年間の活動を通して、このグループの辿り着いた信念、
それが
”未来を変えるんだ”
という想い。
このフレーズが出てくるということは次の曲はもちろん「distopia」、ここのゾーンはエモさが詰まったゾーンでした。衣装は白い新衣装、メンバーごとにすこし形状が違っていて肩付近が少しモコモコしてたかな。
このブロックのエモさが凝縮されていたのは特に「Place」→「connect」→「花」→「ソラノシタ」の流れ。ここは個人的に気持ちが入ってしまう曲があることも含め、夢を叶えるための道筋というかメンバーや運営の取り組む姿勢や想いが感じられる曲たちです。メンバー間でもこの曲たちをやっている間、涙ながらにアイコンタクトをしていた印象です。
メンバーも客席のファンもいろんな想いを持って今日ここに集まりました。私は自分の境遇と重ね合わせながらソラノシタの「限界は自分で決めるもんじゃない」という歌詞を噛み締めていました。ソラノシタの落ちサビはメンバーからの「みんな歌える?」の促しによりファンの合唱で、それに一生懸命耳を傾けて聴くメンバーがめっちゃ感動していて、歌いながらこっちも涙が溢れていました。
その流れでの「夢で逢えたら」、ありったけの力を込めてありがとうと叫ばれたらまたエモさが増してしまった・・・。この頃はリアルタイムでは知らないですが、全然想いはブレてないなーと思いながら見ていました。
このブロックラストは「Nobody Knows」、イントロでメンバーが円になるだけで笑顔になれるし、ここまで堂々と周南市文化会館でパフォーマンスをして募った気持ちが爆発するかのようなものを感じました。このブロックのエモさはこれまで味わったことのない感情でした。
ここまで21曲、初めてちゃんとしたMCが入る。各メンバーからの挨拶は私のブログを知ってる人はいつもどおりですが、いつものごとく雰囲気による復元です。
■藤井澪奈
今日は周南市文化会館に来てくれてありがとうございました。このまま時間が止まってくれたらいいのに!っていうぐらい楽しい時間でした。
私は楽しい時間を共有するのが好きで、こうしてライブでたくさんの人と楽しい時間を過ごすことができるのが本当に嬉しいです。
小学生からアイドルを始めて、正直毎日楽しいことばかりではないし悔しい想いを何度も経験したけど、教科書には載っていないようなことをこの歳でたくさん経験することができて、Yamakatsuをやってきて良かったと思います。こういう活動を理解してくれる学校の友だちや先生がいたり、寝る時間を削って私たちのサポートをしてくれるスタッフさんや週末になると会いに来てくれるファンの皆さん、そして私を一番近くで応援してくれる家族がいるから私はこうして活動することができています。
これからも楽しい時間を共有して素敵な景色を作っていきたいと思います。今日のこの景色は絶対に忘れません。本当にありがとうございました。
■常岡もい
今日は来てくれてありがとうございました。
2011年に山活を結成して7年、いつかはここに立ちたいと思っていた場所に立つことができて本当に嬉しいです。
・・・でもね、一回立ってしまうとまた立ちたくなるんですよね。またここに戻ってこれるよう、そして最強のロコドルになるためにこれからも走り続けます。これからもよろしくお願いします!
■モリワキユイ
今日は来てくれてありがとうございました。
この周南市文化会館は私が4歳のときにモー娘。さんを見たところで、今日それと同じステージに立てていることが本当に嬉しいです。
続けてきてよかった…と思えた日でした。そしてまた新しい夢ができました。山口市の維新スタジアムでいつか、やりたいです!
本当はこのステージに…はるのちゃんやももちゃんも一緒に立ちたかった。一緒に立つことはできなかったけど、私は7人で立ってると思ってるしこれからもその気持ちです。一緒に山活を頑張ってきたことは変わりないし、はるのちゃんやももちゃんが、山活にいたことを誇りに思ってくれるぐらい大きくなりたいと思います。
■Yuly
今日は来てくれてありがとうございました。
私は今日、誰よりも楽しむつもりでここに来ました。そしてここでみんなの笑顔が見れてよかったです。
"アイドル"って言うと笑われたりバカにされたり軽いものだと思われることもあるけど、私たちは人生かけてアイドルをやってます。そして地元山口県を盛り上げるため愚直に続けてきて、こうして他の場所から人を山口に呼ぶこともできています。
私はいろいろあってもう続けるの無理かな…って思ったこともあって、でも続けることでみんなの笑顔が見れて、Yamakatsuの曲で元気になってくれたり勇気づれられてくれることが何よりも嬉しい。
ソラノシタという曲に「不可能を可能にできるのは諦めず立ち向かった人だけだから」という歌詞があります。ほんとにその通りだなって…。
ゆいちゃんから次の夢…維新スタジアム?という言葉もありましたが、私はもう次にむけて走り出している気持ちです。これからもついてきてください!
■むぎ
今日は来てくれてありがとうございました。
Yamakatsuの曲には「一人じゃない」という歌詞が多く出てきます。
私たちのやりたかったことをこうして形にしてくれました。私はデザインとかできないけど、グッズの案を持っていって形にしてもらえたり、作曲もできないけど素敵な楽曲をいただけてり、こうして足を運んでくれるファンの人がいてくれるから、私たちはこのステージに立てています。
私は一時期ステージを立てなくて悔しい想いもしたし、辞めようかと思ったこともあるけど、続けてきて本当によかったです。これからも私たちについてきてください!
それぞれが上辺だけじゃない自分の言葉で話してくれて、気持ちが伝わってきたしこういうところが好きになる要因なんだなって思いました。
笑われてもちゃんと想いを口に出し、その目標のために活動を続ける姿は本当に勇気づけられました。
そして次の曲振りをするむぎちゃん
「最近できなかった曲がある」
「本当は7人でやりたかった・・・」
と涙声で話すむぎちゃん、もらい泣きするその他大勢、、この時点である程度察したけどまぁ「ノート」ですよね。リリイベのリクエストでこの曲を拒否したのはこのために取っておいたんですね。この日一番会場全体が泣いた曲だったんじゃないかな。7冊の汚れたノートには夢のかけらが綴じてあるそしてまた一つ・・・
本編ラストにはYamakatsu始まりの曲として「はろーまいねーむいず」が流れる。ここで入場時に有志の方に頂いた黄色のサイリウムを点灯。小さなタネだった彼女たちはここ周南市文化会館で虹色の花が咲いたかな?少しはその手助けができたかな?と思いながら見ていました。
あっという間に本編が終了。
アンコールは有志の方の発動でONEのラララを歌いましょうということでいい案でした。
Tシャツに着替えたメンバーが登場しそのまま「ONE」へ。ここまでやりきった満足感からなのか、楽しい感じのONEになりました。アンコールの声もちゃんと届いていたようでよかったです。
最後は楽しく終わろう!というYamakatsuらしい雰囲気に戻り、「color」「EAZY」の定番沸き曲で締め・・・るのかと思ったら最後の最後に来月リリース予定のCDに収録予定の「スカイステージ」を初披露。高揚感から記憶は薄いのですが、曲名の通り空をイメージした爽やかポップというところでしょうか。
EAZYでは風船、スカイステージでは銀テープ演出もありました。風船2回ぐらい頭めがけて飛んできたんだけど結構重くね?w
これにてYamakatsuの挑戦でもあり夢でもある周南市文化会館のワンマンライブは終了。たしかに周南市文化会館は広い。今回も満員になったわけじゃない。目標にしてきた場所でライブができた喜びはもちろんあるけど、ここで満足するわけにはいかない、と彼女たちはさらに先を見ているような気がしました。