トンボ採りをしている近所の3人兄弟とお友達の男の子がいました。


小学2年のお兄ちゃんと、5歳のお姉ちゃんと、3歳の妹ちゃん。


そして、大柄の小学3年の男の子。


心のやさしい、見栄を張らない素直なお兄ちゃんが率先して妹たちを引っ張り、


おねえちゃんは、妹ちゃんに優しく優しく話しかけて、


妹ちゃんは、お姉ちゃんのマネをしながらよちよちついていく。


見ているだけで心が温まる兄弟でした。


トンボ採りをしていた4人は、虫かごに何匹かのトンボを入れてニコニコ。


あんまりかわいくてかわいくて、ついついドンボの採り方を伝授しました。


しばらく仲間に入れてもらって楽しい時間を過ごしました。


そしたら、もうそろそろ夕方というころ、大柄の男の子が


「トンボを放そうよ」


と、カゴに入ったトンボにお礼を言いながら放して、


3歳の妹ちゃんは高く上がっていくトンボたちに大きく手を振っていました。


男の子は、トンボにも家族がいるからと言いました。


トンボと友達になったらみんなが帰るときにはトンボも帰るんだと。


やさしい子供たちだなぁ。


今日も暑かったけど、アリ*:・(*-ω人)・:*ガト♪優しい気持ちになれたよ。


空っぽになった虫かごには、私が趣味で作った手のひらサイズの黒いウサギの毛糸ぬいぐるみを入れました。


「楽しかったよ、一緒に遊んでくれてありがとう」って言ったのは本当の気持ち♪