留学先で出会った“超個性的”な教授

 

カナダ留学中、私の学生生活を強烈に彩った人物がいます。

 

 

それは、ある授業を担当していた海外特有の“ソース顔”の教授です。

 

 

年齢は50代前半くらい、常にフレンドリーな笑顔を浮かべ、ジョークを交えながら授業を進める姿が印象的でした。教室に入ってくるだけで空気がパッと明るくなる、そんな雰囲気を持っていました。

 

 

 

 

 

 

初対面から全力のフレンドリー

 

初めて授業に出席した日、私は緊張と少しのワクワクを抱えて、席に静かに座っていました。すると教授が私の方に歩み寄り、笑顔で

 

 

You are from Japan, right? よろしくお願いします。

 

 

と声をかけてくれたのです。驚きのあまり、「あっ、あっ、お願いします!」と日本語が口から出てしまい、教授は大笑い。その瞬間から、彼との距離は一気に縮まりました。

 

 

 

 

授業スタイルは“文化解説”多め

 

この教授の授業の特徴は、文化的な背景の説明が非常に多いことでした。

 

 

たとえば、日本のビジネスエチケットについて話す機会があると、私の方を向きながら「これは合ってる?」と確認してくれます。

会議での発言の仕方などを例に挙げ、「こういう文化があるから、こういう行動になるんだよ」と丁寧に説明してくれるのです。

 

 

 

授業の中で日本文化が取り上げられると、周りの学生たちも興味津々で私に質問してくれました。教授が私を“文化の生きたサンプル”のように扱ってくれたおかげで、クラス内で自然に会話のきっかけが生まれたのはありがたかったです。

 

 

 

 

 

 

授業外でも“ネタの宝庫”

 

教授は、日常的な出来事をジョークに変える達人でした。

 

授業中、出席確認時に学生の名前をうっかり間違えると、「あ、ごめん!でも今の方がカッコいい名前だから採用しない?」と笑わせたり、クラスにはKimさんが3人いるため、「Kim 1, Kim 2, Kim 3」と決めたり…(今思い返せば、出席確認時にクラスの生徒の下の名前/ First nameを呼ばなかったな)

真面目な内容でも、笑いを挟むことで教室が常に和やかな雰囲気に包まれていました。

 

 

 

 

 

まとめ

 

留学生活の中で、多くの人と出会いましたが、この教授ほど強烈な存在感を放った人はいませんでした。

彼のユーモアとフレンドリーさは、私の留学の象徴として心に残り続けています。

記憶に残ってる学校の先生

 

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