12月に私はルームメイトの車に乗せてもらって、彼女の実家へと向かっていました。

 

 

目的は――

 


人生初の、海外クリスマス!

 

 

日本にいた頃は「チキン食べて、ケーキ買って、カップルでイルミネーション」みたいな、
どちらかというと“イベント”ってイメージが強かった私の中のクリスマス。

 

 

でも、この日私は、“文化としてのクリスマス”を初めて体験することになるのでした。

 

 

 

ルームメイトの家族とゴッドペアレンツに囲まれて

今回おじゃましたのは、私のルームメイトの実家。

 


当日は、彼女の家族と、そして“ゴッドペアレンツ”と呼ばれるご夫婦も集まっていました。

 

実はこの“ゴッドペアレンツ”、私は最初「おじいちゃん・おばあちゃんのことかな?」って勘違いしていました笑

ルームメイトに教えてもらったところ、キリスト教文化における“名付け親”のような存在とのこと。

宗教的な意味合いもあって、もし両親に何かがあったときに子どもを見守る…という役割があるらしいです。
(あとでこっそり調べて、かなりしっかりした文化で驚きました。)

 

 

ルームメイトのゴッドペアレンツがとっても明るくて気さくで、すぐに打ち解けられました。

ちなみに旦那さんはイギリス英語、奥さんはカナダ英語。
ルームメイトはイギリス英語にちょっと苦戦していて、それも微笑ましかったです笑

 

 

 

ディナーは七面鳥と、最高すぎたワカモレ

カナダのクリスマスといえば、七面鳥の丸焼き!

ジューシーで、ハーブの香りも効いててとっても美味しかったんですが……

 


正直いちばん感動したのは、ワカモレでした笑

まさかのワカモレ!でもこれが本当においしくて!
アボカドの濃厚さとレモンの爽やかさが絶妙で、手が止まりませんでした。2種類作ってもらって、一つはオーソドックスのワカモレで、もう一つはブルーチーズを加えたワカモレ。どっちも最高においしかったです!!!

今でもレシピを教えて貰えばよかった〜と後悔している食べ物です。

 

 

デザートにはパンナコッタが出てきて、もう至福の時間でした。


日本の「ケーキを買って食べる」のクリスマスと比べると、まさに“ホームパーティー”って感じで、すごく心が温まりました。

 

 

 

ストッキング、アグリーセーター、プレゼント交換…映画みたい!

私が特にテンション上がったのが、ストッキングの中のプレゼント

 

「ほんとに映画みたいなことするんだ〜!」と内心大興奮。


朝にみんなで中身を確認!

 

中には、ホットチョコレートのパウダー、チョコレート、入浴剤、雑貨、そして可愛いミトンまで入っていて、びっくりするくらい豪華!

 

アグリーセーター(ダサ可愛いクリスマスセーター)を着てる人も街中にいっぱいいて、
「この季節を思いきり楽しむ」雰囲気がすごく素敵でした。

 

 

 

家の中は、まるで多言語ワールド

ケベック州にあるルームメイトの家では、ふだんはフランス語がメインで会話
でも、ルームメイトは私と話すときはカナダ英語。

 

英語とフランス語が飛び交うリビングは、まさに“異文化空間”で。


ルームメイトも、家族と話したあと私と話すときはフランス語なまりの英語になっていたのが可愛くて、ちょっとほっこりしました笑

 

 

 

おわりに

今回のカナダ式クリスマスは、日本で想像していたものと全然ちがっていました。私からしたらまさに映画の中の世界!で、本当に楽しかったです。
 
ルームメイトの家でのクリスマスは、あったかくて、ちょっとにぎやかで、ほっこりしました!
 
そんな素直な感想で、私の初クリスマス体験記を締めたいと思います。