🪼僕の背後にか細く伸びる影が

何かを物語っているような気がする…。

小さくも大きくも変化する影は

誰もが必ず抱える''責任''のようだった…。

責任で日々重たくなっていく体と

バックパックは修復不可能なまでに

堪えてしまった…。

口いっぱいに広がる外連味を

不格好な歯で噛み砕いて、

なけなしの一張羅を身に纏い、

これでもかと自分の醜さを

自慢げに魅せつけてみせた。

僕は影法師。

誰にも見えない暗い世界で''影''に揺蕩う。