以前から、おたり会ができる正統派の和食店が一軒は欲しいなと漠然と思っていました。
オーナーシェフ(大将)、カウンター席MAX6~10席くらい、
一回転席、コース料理が15000位まで。
普段から、マニアックな食材や拘りのある食材、産直の食材を使っていて、
天然食材にご興味のある大将のお店。
もちろん美味しいは絶対条件。
そんなお店があればと、チョコチョコ探していたのですが、なかなか・・・
仲間の評判からHPを覗くと、天然の山菜や茸、猪なども使ってるようでしたので
これは一度行くしかないと思い立ちました。
先付に添えられていた「黄身酢」
今まで食べて来た黄身酢の中で、一番好みでしたので
これだけでもやりたいなと思い、
徐々に、私の正体を?ってこともないですが
活動してる内容をお話てしていき
実は、ワイン仲間がそれぞれのグループでこちらのリピーターさんであることを伝えました。
天然の山菜や茸にもご興味も持っていただき、割とあっさりと快諾。
余り例のないことですから
多分、漠然としか私の活動内容は分からなかったと思いますが
私としてはラッキーでした
おたり会初開催を祝して、小柴大将と乾杯
お母さんの畑から、松本一本ねぎ
おたり山菜
モミジガサ、コゴミ、タラの芽、山葵の葉、コシアブラ
蕗の薹が伸びた花と茎、ノビル
イタドリ
香煎茶
先付
私のハートを掴んだオレンジ色のニクイ奴
っていうフレーズを知っている方は、どんだけ~かな~
お造り
真子カレイ 葉ワサビ
新鮮な葉は、噛んでると粘りや山葵風味が出てきて
生でも美味しい
お造り 2
メジマグロの炙り
軽い脂が乗っており、行者ニンニクの醤油漬けと一緒に食べると
新鮮な戻りガツオを食べているみたいな味わいでした。
やっぱり春は揚げ物
タラの芽と稚鮎
タラの芽は、フライにしていただきました。
八寸
ワイン仲間の方は、美味しい八寸を食べるために、こちらのお店を探したそうです。
確かに、これだけでも結構なお酒を飲めますね。
鯛の粽(ちまき)
通常コース通り、メインを選べます。
太刀魚 身が厚いですね
鴨の花山椒 イタドリ、松本一本ねぎ
温物
山菜の沢煮が好きなのですが、こちらの汁ものも素晴らしかったです。
大胆な食材の使い方かつ手間のかけ方で
穴子は焼き、蕗の蕾は天ぷら、下茹でしたアスパラ菜、ワラビは下処理したもの等
それぞれの食材に適した調理法を合わせるという
ミシェル・ブラスのスペシャリテ「ガルグイユ」を彷彿とさせます(自分だけかもですが(^-^;)
和食に置き換えた山菜と穴子のガルグイユ 和出汁のスープ仕立て
という感じです。
大将に、蕗の蕾は、揚げ玉の様に使ってくださいとお願いしたのですが
見事にハマってました
小柴大将特製 コシアブラご飯
題して、コシバラ飯
葉は生で、軸を素揚げにしたものを刻んで、炊き上がりで混ぜます。
アクセントで煎り胡麻
小谷のお母さんのコシアブラご飯は、
下茹でしたコシアブラと少量の胡麻油で混ぜ込みますが
こちらは、素揚げと煎り胡麻で、ちょうど同じ様な風味になりました。
実に面白い!
天然のハマグリ
噛み応えと汁の旨味が半端ない!!
初日メンバー
最終日メンバー by平野弥ワインセレクション
有名人の写真などは余り掲載しませんが、
今回は許可を取ってますので
嘉門ご夫妻もご一緒の集合写真を貼ります。
気さくな嘉門さんは、個人事務所なので、ご本人のご承諾があればOK
かつて小柴大将が流れ板の師匠の下で修行をされていたそうで
嘉門さんが、その師匠のことをご存じなようで盛り上がっていました。
全国を亘り歩いてますから、A~C級グルメまでふり幅が広いです
小柴さんは、初開催にしてはキレイに纏まっていて、
やっぱり小柴さんで開催して良かったと思いました。
新たな料理人の方と出会うと、私も勉強になるから楽しいです。
次回は、もう少し小谷食材が押付けがましいくらい?
な料理を(盛り付けのバランスを鑑みながら)大将と考えていきたいです。
小柴大将 お世話になりありがとうございました。
ご参加の皆様ありがとうございました。
秋のおたり会もお楽しみにしてください!
さて、いよいよ小谷山菜会もLast seazonへ