当初2daysの予定だったのですが、満席になりかけ募集を

締め切ろうかなと思っていたところに

2~3人から立て続けに応募があり、いつも参加してくださる常連さん?だし・・・

どうしたものか考えていたら、その昔3daysもしたことあると、ふと思い出し

一富士さんの残席カレンダーを確認したら大丈夫だったので

(正確には、その月の案内はしてなかったとのことあせる

自己判断で、追加公演にしました(笑)

(連絡する時間帯とかやり取りのタイミング等あるので待てなかったのです)

一富士ご夫妻も、私のblogを見てから知ってビックリポーンされたそうです。

 

さて、前置きが長くなりましたが、晴れて、泣いても笑っても

シーズン最後の山菜会3DAYS

小谷から来た山菜が、どの様な料理に生まれ変わったのか?

引き続きご覧ください。

 

 

突き出しは、冷製牛テールのコンソメ仕立てにワラビを浮かべて

(実際には沈みますが^^;)

直前に仕上げるので、ワラビに味が染み込まず、食材そのものを味わえる。

シンプルにして、素晴らしい!!

加えて、スープと一緒に噛み締めると、奥深い味わいが生み出される。

和出汁にジュンサイを浮かべる料理はよくありますが、

テールコンソメに山菜は一富士さんならばですね。

のっけから、ハートを掴まれました。

 

12時の位置から時計回りに、イタドリのポン酢漬け

油揚げ風ハチの巣焼きに、ミズと生姜

姫竹のセンマイの梅肉和え

焼き山独活とヤン

ギャラブキ:ギアラと蕗

ワラビとハツモトの酒粕和え

山独活とテールの煮凝り和え

中央は、ホホニクノホシニク(早口言葉で!?)

 

蕗の葉のロール

テール出汁に味噌仕立てのソース

中は、つらみやワラビ等をつみれ状にしてます。

 

小谷産天然クレソン

天然クレソンは、砂や虫がついていたりするので、

傷んだ葉を取り除き、現地の天然水で丁寧に洗ってから

ジップロップに入れてクーラーで持ってきます。

この作業を怠ると、味と鮮度が落ちるのが早いです。

M.O.さん、下処理ありがとうございました!

 

山菜汁

姫竹、ワラビ、イラクサ

牛だけど、白味噌ベースの豚汁な感じです。

シャキシャキと山菜の食感も味わえ素敵です。

 

ミズ、づけ山芋の千切り、ハツの低温調理

自分で合えて、ユッケ風に。

 

根曲り竹

シンプルに塩で

 

姫竹(同上)

山椒入りの旨味噌をつけたり

 

 

 

テールの串焼き 鬼卸しとともに

間には、テール脂を縫って焼いた山独活

山独活を直火で焼くと皮が焦げ、余計に苦味を感じたりしますが

牛テール脂を塗って焼くと、つやつやのツルツル

脂が全体を保護してくれるので、水分の蒸発も少なく

苦味も和らぎ身もジューシーで美味しいグッド!

 

頬肉とハツ 姫竹の皮で燻製

カッラカッラに乾かした皮で燻したら、ちょっと煙臭くなってしまいました。

半生くらいのがちょうど良かったです。

来シーズンお楽しみに。

 

 

頬肉とハツ クレソン添え

ハツはロースの様に脂身が付いてる目

 

 

〆のスペシャリテ 山菜入りもつ釜飯

姫竹、ワラビ、沢ゼリ

 

テールスープを添えて

初めは釜飯だけで、次にスープを掛けてひつまぶしの如く

味変して、二度美味しい

 

 

 

 

 

初日のワインライナップ

 

Second day

 

 

The last day

 

 

いつも仲良し小好しの一富士ご夫妻

 

いつも私の提案する新メニューを作っていただく時は

口頭でイメージを伝え、レシピもざっくりニヒヒ

でも、嫌な顔一つせず?

翌日には、ちゃんと仕上げて完成度も高い!!

私の思いの丈を具現化してくれます。

いつも信頼しています。

今シーズンは、コラボ会のボランティアまで

大変お世話になりありがとうございました。

参加者全員、大満足でした。

秋も宜しくお願い致します<(_ _)>

 

GW後にスタートした山菜会でしたが、この会でfinalとなりました。

ご参加の皆様、ありがとうございました。

また秋にお会いしましょう。