其の日は深い秋の中、二人歩く道は一面の落葉で其の響きに満ちてゐた。 | ぽつねんひと休み…気難しい幻想を訓読するソフトタツチでチヤイルドハートな投書群

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かなり共感の得られにくいピンポイントな投書群です。
かなり自己問答に特化した投書群です。
かなり懐メロ流しに躍起な投書群です。
自我と共同幻想の濃ゆい問答集がメインの投書群です。

 

 

 

 

 

 

 

さーろー。

 

 

 

 

 

 

もし、あなたに耳があるなら、

 

伝へ方など全く関係ない。

 

言葉も関係ない。

 

凡てを聴くだらう。

 

 

 

 

 

 

あなたに耳があるのなら、

 

デマからも、

 

真実からも、

 

 

 

 

 

 

デマの中にある真実も、

 

真実の中にあるデマも、

 

あなたの耳はただ澄みわたる。

 

 

 

 

 

あなたに耳があるのなら、

 

凡てが其処で澄みわたる。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

其の日は深い秋の中、

 

二人歩く道は一面の落葉で、

 

其の奏でる音に満ちてゐた。

 

 

 

仏陀と其の弟子は散歩の途中だつた、

 

弟子は仏陀とふたりきりになつた時、

 

かねてよりききたい事があつたのだと仏陀にたずねてみた。

 

 

 

 

仏陀は弟子たちに沢山の話をしてくださつてゐたのだが、

 

どうしても気にかかる事があつたのだ。

 

あなたは何か隠してゐるの事が在るのではないかとたずねたのだつた。

 

 

 

 

すると仏陀は辺り一面の落葉を指差すとかう言つたさうだ、

 

この落葉ほどだよと。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

あなん。