けふも痛い話と困つたちやん。
此処のネタはすべて寄せ集めであり、
其れを切つて貼つただけの株式会社である。
自称凡ての物事は何かの複写か比喩である。
何度読んでも此処に新しい発見はない。
あなたの中にしか…ない。
あなたのゐないところには…なんにもない。
少し耳の痛い話も半分は空耳(フイクシヨン)で…手短にやれるか。
以下引用
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イシ―二つの世界に生きたインディアンの物語/シオドーラ クローバー
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アメリカ最後の野生インディアンはこの世を去った。
彼は歴史の一幕を閉じる。
彼は文明人を知恵の進んだ子供、頭はいいが賢くはない者と見ていた。
われわれは多くのことを知ったが、その中の多くは偽りであった。
イシは常に真実で ある自然を知っていた。
彼の性格は永遠に続くものであった。
親切で、勇気があり、自制心も強かった。
そして彼はすべてを奪われたにも拘ら ず、その心にはうらみはなかった。
彼の魂は子供のそれであり、彼の精 神は哲学者のそれであった。
・・・・・・・・・・サクストン・ホープ
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白人社会に同時多発テロをおこす輩もいれば、
90%以上虐殺され、土地を奪われても暴力で復讐しない輩もゐる。
先住民達(インディアン)と白人達の圧倒的な武力の差があつた…
とは言わないでほしい。
人として、想像力に欠ける。
だからここから先はふんだんに想像力を膨らませた戯言である。
しかし、鉄砲と弓の名手とどちらに軍配が上がるのか…
しかも、弓の名手でもある上、戦場の地の主だ。
しかし、本格的に全面的に組織的な抵抗は最後まで出来なかった。
…のではない、本気で抵抗しなかつたのだ。
本気で白人を殺そうとした先住民がいなかつたのだ。
何故なら先住民達はそれまで殺し合いなど必要なかつたのだから。
人を殺そうと思つた事もないのに、
白い肌の気に食わない奴らが来ても、
それだけで殺す理由にはならない。
しかし、圧倒的に白人は先住民から食料強奪、虐殺する。
無警戒な先住民達をだましたりするも平気だつた。
其処での白人は病的であつた。
其処での白人は屈辱に駆られた野蛮人であつた。
罪もない先住民達の凡てを強奪し、家族を虐殺する理由などないのに…
其処で白人はやはり祖国で味わつてきた差別や侮蔑に苛まれていたにちがいない。
どうして俺達はこんな田舎にきて開拓させられているのかと…
何もない、家族も友もゐない土地で…
自分達の不幸を怨んでいたに違いない。
彼らが幸せな人々なら強引な事はしなかつただらう。
彼らは結局開拓を義務付けられた単なるみじめな労働者であつた。
つまり、アメリカを建国した人々は白い肌をした奴隷だつた。
白人は白人をも奴隷化したのである。
別に不思議な話ではない。
肌の色で差別する人はいかなる理由でも差別するだらう。
彼ら(白人)は開拓をしにきたのか、
果たして先住民達を虐殺しにきたのか…
それは…わからぬ。
毎日余談だが、歴史にもしもの例えが出来ないのなら…
誰が過去など振り返るだらうか。
歴史も記憶も…もしもの時にある。