前略、けふも生返事(fiction)で…
日常的に生返事(fiction)が身についていると、
次第に誰からも相手にされなくなつてくる。
特にファミリーの皆々様からは…
当然か…自得か…何か…
しかし、これは一寸許せん！
といふ瞬間も…なくはない。
幾らおいらが生返事(fiction)男でも、
これは許せん！
といふ事も…ある。
其れは昨日の夜のことぢや、
おいらは仕事の直前までよく寝ているのだが、
ついつい寝ふかす…
やばい…遅刻ぢや！
といふ瞬間も…しばしば(often)ある。
そんな時に生娘が起こしにきてくれるのである。
昨日もそのよくある光景に…
なる筈だつた。
しかし、様相がいつもとは若干違つた。
先ずいつもの様相…
「パパーっ！起きてー！」
と言いながら、頬をペチペチ…とやる。
これはいつもの様相…普通である。
しかし、昨日の様相…(一寸違ふ)
「パパーっ！起きてー！」
(昨日はどうも生娘は気が急いていたらしい)
そう言いながら、
私の額(ひたい)を鷲掴み(わしづかみ)にすると、
頭部を2,3回適当にShake!
ヽ((◎д◎ ))ゝ
!!!!
起きるよ!
一瞬にして起きるよ!
とにかく頭部がぐらぐらするんだよ!!
しかし、いつものやうに職場へ往くと
一部始終を冷静に振り返つたのだ…
おいらは…何か？
ぬいぐるみ？
まっ、たぶん其の程度の扱いだつたのだらう…
草々