日本って、平和だなぁ
選抜総選挙の速報が発表されて、いま、あまりの大番狂わせが話題になっているようですね。
今月、北朝鮮がミサイルを毎週のように発射し続けたり、豊洲の問題もいろいろあったけど、なんだか、全部吹っ飛んだ気がしますw
てことで、今月もいろいろ書こうと思ってたけど、気づいたら月末で、うまくまとまらないので、このへんで誤魔化しておきますw
そのうち気が向いたら、他にいろんな話題もしようと思ってます。
いま中国を警戒すべき理由
最近、月末にあわててブログを書くことが増えましたw 本当はもっとたくさん書きたいんですけど忙しくて、気がついたら月末になってた、ってわけです。うっかり書かずに月をまたいだらモチベが途切れてしまいそうで、なんとか続けてますw
そうこうしてるうちに、朝鮮半島がきな臭くなってきました。
アメリカが朝鮮半島に派遣した空母というものは、簡単に言うと、動く軍事都市です。ひとつの都市を動かしてるわけで、当然、莫大な費用をかけているわけです。トランプは、今回は本気で戦争の準備をしていると言ってよいでしょう。これに対して、これまでアフガンなど多くの戦争では空母を5〜6隻派遣していたから、1隻だけではそこまでの危機ではない、と言ってるコメンテーターもいるようですが、忘れてはいけません。北朝鮮を攻撃する軍事都市は、空母を派遣するまでもなく、在韓米軍基地、在日米軍基地がもともと存在してるのです。これらを足せば、5〜6隻どころか、10隻以上の空母に匹敵する軍事都市が、いつでも北朝鮮を攻撃できる状態なのです。
そして、この場に及んで、今までなにがあってもテコでも動かなかった中国までもが、北朝鮮制裁へと動いています。
核実験なら独自制裁=中国が北朝鮮に警告-米長官明かす
【ワシントン時事】ティラーソン米国務長官は27日放送のFOXニュースのインタビューで、中国が北朝鮮..........≪続きを読む≫
中国が動いたことについて、トランプ氏が、中国の為替操作国指定見送りと引き換えに取引したのだという人もいるようですが、冗談ではありません。そもそも中国にとっては、為替操作というのはべつにあたりまえに今までやってきたことであって、それを不問にすることが「譲歩」だとは露ほども思ってないでしょう。一方、中国にとって、北朝鮮と事を荒立てることのデメリットは計り知れません。北京は北朝鮮からはスカッドミサイルで攻撃できる都市。もともと北朝鮮の人たちは中国人が嫌いだし、間島の領土問題を蒸し返されかねないし、北朝鮮から脱北した数十万人の女性たちが、奴隷同然の状態で中国人に買われてる現状を糾弾されかねないし、中国にとっては悪夢でしかないのです。そのデメリットと見合うだけの取引をアメリカとしたのでなければ、中国がこのように北朝鮮とことを構えるわけがないのであって、果たしてアメリカは、中国とどんな密約をしたのか、考えざるを得ません。
いや、考えなくたってわかります。そのような、中国にとって究極のデメリットを受け入れるに釣り合うような、中国にとって大きなメリットといえば、それは、南シナ海や尖閣でのアメリカの譲歩以外、ありえないでしょう。トランプは商人なので、そのような譲歩を中国に提案していたとしても、べつに驚くことではありません。
アメリカの北朝鮮攻撃に際して中国の新聞社は、「もしアメリカが地上部隊を派遣させれば、中国も介入する」と言っていましたが、それは要するに、「アメリカが地上部隊を動かさなければ、アメリカが何をしても中国は黙殺する」という意味です。アメリカにとっては核の脅威を取り除ければ目的を達するわけで、そもそも地上部隊を投入するつもりはありません。そして、アメリカが目的を達したあと、今度は中国が南シナ海と尖閣を確保しに出るでしょう。その時アメリカはなんと言うか。中国と本当に密約したのだとすれば、アメリカは黙殺することになります。「もし中国が軍隊を派遣させれば、アメリカは介入する」と言いながら、武装漁船による南シナ海や尖閣の侵略を、そのまま黙殺することになりそうです。
ということで、日本としては、自力で中国の武装漁船と対抗しなければならないわけで、今から十分に中国に警戒して、準備を怠らないようにしなければならないでしょう。
世界的にはまだトランプ氏の話題がトップニュースを席巻しているようですが…
北朝鮮がミサイルを発射し、さらにマレーシアで金正男氏とみられる男を暗殺した事件のせいで、日本ではすっかりトランプ氏の話題が色あせた感じになってしまいましたね…。本当に、それどころではない、という状況です。
金正恩がトップに立ってからというもの、粛清ばかりやってる北朝鮮をみていると、ふと、ポルポトを思い起こしてしまいます。ポルポトは政権を掌握するや反対する者を片っ端から処刑していき、深刻な人材不足を招きました。最終的にポルポトを倒すことになるヘン・サムリンも、もとはポルポトの部下であり、謀反の嫌疑をかけられて粛清される寸前に隣国・ベトナムに亡命。そこで亡命ベトナム人たちをまとめてベトナム兵の助けを借りて反撃し、ポルポトを倒したのです。
北朝鮮が、あれだけ周辺国を敵に回しながらも金正男を暗殺したのも、金正男が第二のヘン・サムリンにならないためなのでしょう。しかし、果たしてそれで事は終わったのか。むしろ、反体制派の奮起を促す結果にならないのか、今後の行方が気になるところです。
トランプ氏の難民政策に対する日本のとるべき立場について
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