昨日から病院には息子②と義姉①が泊まり、私は帰宅して旦那が家に帰ってくるための介護ベッドの受け取りをするために家具の移動などしてました。
昨夜はせん妄や痰吸引などで大変だったようだけど、息子②は動かなくなった旦那の足を朝一でマッサージして、「ありがとう」と言われ7時に病院から出勤。
まだ今日は大丈夫だろうと思ったそうです。
でもすぐにブルブル震えて高熱が出た。
指先も紫色になって、義姉は私達を呼びました。「よーちゃんと息子達来るからね」と義姉①が旦那に呼びかけたら「ほんとに良くしてもらった」とぽつりと呟いたそうです。
私たちが着き、みんなで旦那を囲み、最初はみんな泣いてたけど、症状が落ち着いてきた感じがあったので少し安心して旦那の周りで昔話なんかしてました。
痛がったので痛み止めの皮下注射をしてもらい、オムツを替えてもらい、体勢を整えてもらってスッキリしたところの顔を見たら、顎呼吸してない様子。。
「お父さん?亡くなっちゃった?」
緩和病棟は心臓の動きをモニター管理していないので、亡くなったのかどうなのかってわかりづらいです。
こんなに天気の良い今日、家族のいる部屋で旦那は11時21分、静かに息を引き取りました。
家に連れて帰り、今は自分のベッドで寝てる旦那。なにしろ孫①がわけのわからない年頃なので、お線香とか触るの危険。
私は旦那の部屋に閉じこもってます。
今日は好物の馬刺し、刺身、日本酒、おはぎを御供えして、日本酒はちょっと口に湿らせてあげました。
お父さん、お疲れ様。
3年間、痛みや苦しみばっかりで、本当に大変だった。今は穏やかでしょ?
死ぬのは怖いと言ってたけど、どうだった?
でも、亡くなる今日を迎えるまでの数日はとくに苦しそうだった。
それを見てきてるから、もう苦しまないで良くなったこと、ホッとしてます。
こんな日にブログあげる人もそういないけど、なんか私、まだピンと来てない。
今日の日を忘れないように、いや本当はもっと色々な出来事、あったけど、とりあえず今日のこと記しておきます。
関東は火葬場が少ないので、葬儀まで1週間あります。
今日明日は家のベッドで寝てもらって、明後日葬儀場に入り、7日の通夜を待ちます。
でも、愛知だと亡くなってすぐにお通夜、葬儀でバタバタだけど、こちらは時間がたっぷりあるので落ち着けるのはありがたい。
私の目の前に寝てる旦那。
おうちに帰れて、ベッドで寝れて良かったね。
この場をお借りして皆様方にお礼を申し上げます。
中皮腫という大変な病気になった3年前から私達夫婦は泥沼の中で、もがいてもがいて今日まで来ました。
私なんかは支えてきただけ。
痛みや苦しみを常に抱えていた旦那は本当に大変だったと思います。
今日、旦那は苦しみから逃れることができました。出会えた皆様には本当に感謝です。
ありがとうございました。