ブログを読んで頂く皆さま
いつも読んで頂き、ありがとうございます
日中の暑さも少しだけ、ほんの少しだけ和らいだ感じですが、
いかがお過ごしでしょうか?
今回は奨学金について書きたいと思います。
小物・雑貨のカテゴリーなのにすみません
長い年月がかかりましたが、あと1か月で「奨学金」が完済です。
学部生のときに第二種を約55万円、博士課程のときに第一種を約286万円をお借りしました。
学部生の頃はアルバイトをたくさんしていたのでほぼ借りる必要はありませんでした。
約340万円を借りてでも勉強したことは、大変意義のあるものだったと思います。
今の時代はIT関連の普及と進歩で、「学」が無くとも稼ぐことが出来るようになり、
博士課程まで行くことの意味は薄れていますが…。
こうやって考えると、学ぶ過程で得られるものや最後までやり遂げることで自信を持つことに投資したお金と思います。
特に高校のときに病気をして満足した勉強が出来なかった自分の自信を取り戻すために、
一度就職した会社を辞めて博士後期課程の入学試験を受けたことは随分と遠回りな歩みかもしれません。
しかしながら、確実に自分自身の自信(自己肯定感)に繋がっていると思います。
今は奨学金が借りれない、あるいは返せないという理由から学ぶことを諦める学生もいます。
企業も優秀な学生を確保するために奨学金を給付するところもあります。
もちろん、良いことではありますが、自ら借金して学び、それを完済したときの晴れやかな気持ちはどんなものか、おそらく伝わることはないでしょう。
奨学金を借りるときに「リレー口座」ということを聞かされました。
これは、私が返済するお金がこれから奨学金を借りたいという学生へ渡るというものです。
つまり、私が返済しないと次の誰かが困るというものです。
口座から引き落としとはいうものの、リレー口座ということは忘れずにいました。
小さなことですが、完済することで次の誰かの学ぶお金になったのであればいいなと思います。
あと1か月残っていますが、来月には完済して晴れやかな気持ちを手に入れたいと思います。
さすがに半沢直樹のように倍返しは出来ないですw