今まで年賀状のやり取りをしていた知人が
今年は送られてきませんでした。
わたしは送りました。
その人は商売をしていて、わたしは客としても付き合いがありました。
ただ昨年はいろいろと時間も摂れず、その人のもとへ通うことがなかったので
「もしかして去年一回も行かなかったから、年賀状くれなかったのかな。『金の切れ目が縁の切れ目』だったのかな…」
知人(友人)としてみてくれてなかったのかな、とさみしく思いました。二十数年くらいの付き合いでしたから。
ただ思い返せば、知識もしゃべりもすごく技術を持っていて尊敬する反面
わたしに向けて「なんかディスられてる?」と感じる言動もありモヤモヤを抱えることもある人でした。
会うたびにわたし自身が「この人みたいになれたらいいな」と憧れを抱き
「自分がまだまだダメ人間だから、足らないところがいっぱいあるから追いつけないんだ」と自己否定を繰り返していました。
他者に対してのモヤモヤを自分にぶつけていました。
結果ますます他者に対して萎縮していました。
なので面と向かってうまく話せないし、まず言葉が出てきません。
それを突かれてさらに縮こまります。
今は「あの人はすごい人ではあったけれど、人間性としてはそうではなかった気がする」
そして「雑に扱われて悔しいけれど、そう扱かわれたのは自分が自分を雑にしていたからなんだ」と思えるようになりました。
今までのわたしなら
「こんな扱いをする人なんて、いないほうがマシだ!」
と傷ついたあげく爆発していましたが
「自棄を起こして縁を切るのではなく、今はそのままにしておこう。いつかまた連絡を取るかもしれないし」
曖昧な状態でもいいか、と思えるようになったのは成長したなぁと自画自賛しました。
今日も読んでいただきありがとうございます。