今日は歯医者で抜歯の経過を診てもらいました。

 

歯肉の腫れがなかなかひかないことを話すと

 

詳しく診察してくれました。

 

 

 

なんと歯肉の中に抜歯した歯のかけらが残っていました。

 

これは歯根が虫歯でボロボロになり

 

細かすぎて取り切れていなかったようです。

 

 

「医者のミスだ!」

 

とは思えず(本当に一生懸命に処置いただいたので)

 

 

「歯はスポッて抜けるうちに抜歯したほうがいいんだな」

 

そんなことを考えていました。

 

 

歯医者さんにも

 

「悪い歯が無くなってスッキリした。歯みがきも楽になったし」

 

悩みが一つ減ったとhahahahahaと笑いながら会話しました。

 

 

 

 

 

でもこんなことが言えるなんて

 

1ヵ月前のわたしには考えられないです。

 

診察台に横になるたびにギロチン台に上がったように感じていましたから。

 

 

 

「ずっとなんとかして自分の歯を死ぬまで残したい」

 

「歯が無くなるなんて完璧な自分じゃない」

 

「自己管理ができていない人に思われそうで嫌だ」

 

「周囲からこの年齢で歯が無いなんて…とあきれられたくない」

 

時間もお金もかけて様々な歯医者を渡り歩いてきました。

 

 

 

「歯が無いと死んでしまう」

 

そんな気がして必死でしがみついていたのですが

 

いざ手放してみると、死ぬことは無くむしろ気が楽になりました。

 

なんであれほどまで怖がっていたのだろう、と不思議に感じるくらいです。

 

 

 

でもこれもノイローゼになるくらい悩み続けたから

 

やっと自分の現実を認められたのだと思います。

 

歯が無くなることは残念ですが

 

無かったら無かったで生活できています。

 

むしろこだわりやしがらみを手放した解放感、半端ないです。

 

 

 

次回の診察は義歯の型どり予定です。

 

もちろん保険です。

 

食べやすくなるし、見た目も良くなるので

 

なんとなく楽しみでワクワクしています。

 

 

 

 

 

 

今日も読んでいただきありがとうございます。