ブログ再開します。

気が付けば10月となり、長かった猛暑も少しは和らいだこの頃。まだ半袖で過ごせますが、外に出るにはいい時期となりました。

一口馬主界隈では、ノーザン・社台系の募集は終わり、その他クラブの募集が本格的になる頃でしょうか。

さらに、新たな一口クラブも誕生。そちらの動向も気になるところです。

 

今日の出来事としては、フルレゾンが帰厩しました。

前回の休み明けは10日競馬で惜しい2着と好結果でしたし、あまり厩舎での滞在時間を多くしたくない同馬。そう考えると、次走は10月18日(土)京都芝2200mの清滝特別か10月19日(日)京都芝1600mの2勝クラスのどちらかになりそうです。

前走がこれまでのうっ憤を晴らすかのような勝ちっぷりで、勝ち時計もかなり優秀でした。馬体重がかなり増えたようで、それも気性難が改善されて馬体に実が入りやすくなり、成長したものによると考えたいです(ポジティヴ思考)。そうなると、将来的にはオープン、それどころか重賞もと考えたくなります。

それを踏まえてどちらを使うかを考えると、来年の秋、すなわちエリザベス女王杯を狙うなら清滝特別でしょう。

ただ、前走の勝ち方を見るに、高速決着が得意でもある同馬。そうであるなら、間に合うなら来春のヴィクトリアマイルも面白そうなので、マイル戦を使ってみたい気もあります。

いずれにせよ、まずは無事に走ってくれることが大事。そのうえで、2勝クラスを勝てば、アワブラになる可能性がかなり高くなります。

前走でデビュー時から期待された能力を発揮したフルレゾン。名前の通り、いよいよ本格的な開花となってもらいたいです。

気づけばもう12月。ついこの前「あけましておめでとうございます」と言っていたように思えるのに。

師走という名の様に慌ただしく、今年はコロナ以前くらいにまで忘年会も増え、いろいろと忘れることも多くなっております()

なので、忘れても思い出せるように、記録を残しておかないといけませんね。

ということで、今年の一口馬主生活を振り返ってみます。

 

【シルク】

・テキサスフィズ

今年はなんと、すべてのレースで殿負けでした…。
転厩し、芝を試し、馬具も変え、試行錯誤している現状。特に、転厩先の小林真也休車はよくやっていると思います。

レースを途中で止めてしまうように、メンタル面が重症。幸い、追いきりではよく動いていますので、まだあきらめたくはないところです。

ダートで外枠を引いてくれたら…。

こんな時、昔の南関東競馬であった外枠希望制度があればいいんですけどね。

 

・メテオリート

ダートに路線を変更し、2勝クラスを突破。シルクの同世代の中で3番目に賞金を稼いでおり、大変よく頑張ってくれています。

走りからまだ成長は見込めそうですし、牝馬ダートグレード路線に乗ってくれれば嬉しいです。

 

・シアブリス

二戦連続2着。もどかしいレースが続いています。

ともに左回りでもたれてのもの。

12月28日は右回りの中山での出走。

追いきり時計は素晴らしく、素質があるのはわかっております。

勝利し、いい形で一年をしめくりたいです。

 

・アグレアーブルの22

矢嶋先生と話した際に「気性面が心配だったけど、思ったより手がかからなく育成できている。それと、ストライドもよく伸びて走れている」と言われましたので、思っていたほど気性難ではなさそう。

鴉越は俊敏そうなので、あとは馬体が増えて、体質面が良ければと思っています。

 

それにしても、昨年はすべて落選、今年は満口に至らなかった馬のみと、実績がない人は出資できないクラブになってしまいましたね…。

新入会も難しいシステムになりましたし、今後どのようになるのでしょうか。

 

【キャロット】

・レイクトロシュナ

結果的に怪我をして以降、トモが寂しくなり、そのままだったということですかね。

もともとおっとりとした性格であったにせよ、レースというのがわからないのか、追走で精いっぱいでゴールという感じでした。

良血ですし、繁殖に上がっていればと思います。

 

・フルレゾン

キャロットでの一口馬主初勝利をおさめてくれたのが同馬。長くいい脚を使ってのレースぶりは、大物感を抱かせてくれました。

続く重賞デイリー杯2歳Sでも人気に。ただ、父譲りの気性なのか、折り合いつかずに大敗してしまいました。

とはいえ、デビューからスピードがあるところを見せてくれております。

心身共に成長すれば、かなりおもしろい馬になってくれると信じております。

 

・アルシミスト

今や芝世界一の馬を預かっていたキムテツ厩舎に所属。デビュー前のコメントは独自すぎて、どうなのかわかりませんでした…。

デビュー戦は意外な舞台、ジャパンカップ週の府中芝1800m。昨年は同じキャロットのタスティエーラが勝利したレースということで、一気に期待してしまいました。

結果6着も、枠や展開を考えれば悲観すべき内容ではありませんでした。長く脚を使っていましたし、一応の素質は見せてくれたと思います。

脚勢について注意を払わないといけない同馬ですが、上手に成長を促しながら勝てるようになってくれるとありがたいです。

 

・フォルテピアノの22

現状特筆事項はない感じですかね。

血統的には府中ダート2100mで堅実に差してくれるような馬になってくれると嬉しいです。

 

×狙い、出資できないだろうと思ったら複数出資できる半面、まあ1、2頭は当たるだろうと思ったら全落という難しさを味わったキャロット。

今年ようやく勝てましたし、これからも楽しんでいきたいです。

 

【ターファイト】

・パレルモ

今年は9戦し、掲示板を外したのはクラシックトライアルの1戦のみと、頑張ってくれました。
特に、大井左回り1650m戦はあっているのか、2戦1勝2着1回の好成績。

年明けにも帰厩とのことで、来年の活躍も期待したいです。

 

・アルプスオジョー

デビュー戦では先行し、直線粘っての3着。これなら早めに勝ち上がれそうだと思っていましたが、レース中に骨折していたことが判明してしまいました。

術後は順調に調整されていますし、3月くらいには復帰できそう。

復帰後大活躍するところを見たいですね。

 

・シルヴァーリップ

まさかコーナーを回れないとは……。

林隆之厩舎ですし、何とかしてくれるとは思いますけど……。

馬はかわいいんですけどね。

 

・ファインノーブル

12月17日デビュー予定でしたが、まさかの1頭だけ除外。デビューが12月28日にずれ込んでしまいました。
大型馬でもありますし、さらに調整を積めると考えることもできます。

いい状態でデビューを迎えてくれればと思います。

 

・ボウピープの22

セイカメテオポリスの妹。

牝馬としては馬格もありますし、早めに本州移動できそうとのことで、ミッドウェイで鍛えて強くなってくれればと思います。

そのうえで、昨年牡馬3冠を達成した渡邉和雄厩舎で今度は牝馬3冠を達成、なんてなってくれれば、言うことなしです。

 

まずは谷川さんの馬、ですよね、ターファイトは。

 

【ユニオン】

・インプローヴィング

川﨑開催でコンスタントに使われ、今年は11戦。

気になるのは格付けされてからあまりいい着順で走れていないこと。

現在愛知ステーブルで放牧されておりますので、そこで再調整されればと思います。

 

・ブレッザマリーナ

栗田徹厩舎が空いていなかったからか、かなり長くブルーステーブルで調整されていた同馬。

無事ゲート試験に合格してくれました。

同厩舎のタイトルホルダーの様に、とは言いません。タイプも違うと思いますす。

それでも待たせただけの活躍を期待してしまいます。

 

・シスターネビュラ

5月生まれで馬体も成長途上、と思っていたら、川崎競馬最初の新馬戦でデビュー。3戦目で勝利を挙げてくれるというのは、嬉しい誤算でした。

なかなか馬体に実が入らないからか、レースでの人気は低いですが、それでも掲示板に入る頑張り屋。

健康面での心配は少ないですし、気性面も悪くない。あとは、食べたものが実になってくれれば、両親のような活躍を見せてくれるかもしれません。

 

・ホウライマツリの22

ハクレイファームの方からも「順調」と言われている同馬。

成長途上の馬体でも安定して走れているのがいいところだと感じました。

このまま順調に進んでもらいたいです。

 

JBC古馬3競走をすべて制した唯一のクラブ法人ですし、当たりを引けると面白いクラブだと思います。

昨年はまさかの全落ちで、1.5次でシアブリスに出資することができたシルクの抽選。

今年も抽優(ステップオブダンスの22)は外れましたが、一般でアグレアーブルの22に出資することができました。
 

アグレアーブルの22はまだ満口になっていないようですが、運動神経など俊敏性はなかなかのものがあります。
現状小柄ですが、管囲を考えると気性面が改善されれば馬体重など増えてきそうな気配もあります。
まずはスプリントを、落ち着いて距離を伸ばすことができればマイル前後でも大丈夫な感じですので、これからの成長に期待したいです。

 

なお、アグレアーブルの22についての評価は、こちらでも記事にしました。
【シルク募集馬申込数最終中間発表(8月3日)で名前が出ていない中からおすすめする馬】
 

アグレアーブルの22に出資できた方、よろしくお願いいたします。

ダービーの時期も過ぎ、いつの間にか蝉の声も聞こえてきそうな季節に。

一口馬主でいえば、サンデーやノーザンの抽選が終わり、シルクやキャロットの募集馬が決まるころ。アーモンドアイの初仔は一口48万円の総額2億4000万円になるなんてニュースもありましたね。
一口ではない本当の馬主だと、セレクトセールがもうすぐ。今年も1000万円で「安い」と言われる金銭感覚が狂う2日間がやって来ます。いつかセレクトセールで金○さんや○田さんあたりと競って馬を買いたいですね()

 

さて、出資馬の近況報告といきましょう。

【シルク】

・テキサスフィズ

久しぶりに出走した渡島特別(2勝クラス・函館ダート1700m)で13着。
正直症状は深刻ですね。

隣に馬が来たら大きく後退。そのまま殿負けですから。

松本大輝騎手は距離を敗因に挙げていましたが、あの後退ぶりは前2走と同じような精神面でしょう。

キックバックを嫌がる性格から、外枠でないと難しいでしょう。あるいは芝に再挑戦か。

このままだと走ることそのものが嫌になる可能性もあるので(既になりかけている?)、今後どのようにするのか相当考えないといけませんね。

能力的には、昇級戦で3着だったように、足りるはずなのですから。

 

・メテオリート

1勝クラス昇格後3戦連続4着と、もどかしいレースが続いています。
それでも掲示板に入っているのは立派なんですけどね。

現状1800mではやや長いのかもしれません。秋は秋華賞を目標と言っていましたけど、ちょっと難しいかもしれませんね。

ただ、新馬で差がなかったコナコーストは桜花賞2着。メテオリートも真面目に走ればそれだけの能力があると思っています。

7月8日(土)中京12R芝1600m戦に出走予定。

左回りがやや不安ですが、勝ってスッキリしたいです。

 

・シアブリス

5月中に入厩し、ゲート試験を合格後、天栄に放牧。ここまで順調に来ています。

馬体重が増えないのが唯一の懸念点。これは、食べる量と、おそらく気性面によるところもあるのでしょうけど。

とはいえ、動きは悪くないうえに、良化の余地がまだまだあるので、さらなる成長も見込めます。

夏の新潟開催あたりでデビューという感じでしょうか。

このまま無事デビューへと進んでもらいたいです。

 

【キャロット】

・レイクトロシュナ

2戦して12着、13着。どうも走りに前向きさがないですね。

現状は天栄で状態をあげていこうと頑張っている最中。

ダートの長いところで活路を見出したい気がします。

 

・フルレゾン

6月29日にゲート試験を合格して、その後しがらきに放牧。

だいぶ馬体に実も入ってきているようですし、元よりスピード面は褒められていた馬。ノーザンホースパークマラソンの景品にも選ばれていましたし(景品となった馬は走ると言われています。例としてリスグラシューやエピカリス、タスティエーラなど。)、このままデビューまで順調に歩んでもらいたいです。

 

・アルシミスト

函館でデビューという話もありましたが、捻挫してしまい、白紙に。

もともと肢勢を注意しながら調整してきた馬で、スタッフの努力で順調に成長してきたので、軽症で終わったのが幸いです。

馬体のハリ等はなかなかのもの。加えて心肺能力面もへこたれないようなので、丈夫なのだと思います。

再度デビューに向けて乗りこまれれば、きっと活躍してくれると思います。

 

【ターファイト】

・ピエルナフェルテ

デビュー2戦して15着と14着。すぐに歩様が硬くなってしまうからか、満足なレースにもなっていません。

チャンピオンヒルズに放牧し、6月30日に帰厩。デビュー時よりは状態が良さそう。

次は少しでもいい着順をとってもらいたいです。

 

・パレルモ

クラシックトライアルに出走するなど、3月までコンスタントに出走してくれた同馬。

さすがに疲れがあったようで、4月に放牧に出され、6月24日に帰厩。

7月からC1格付け。復帰戦は7月中旬の大井開催になりそうです。

 

・アルプスオジョー

6月28日に小西一男厩舎へ入厩。ここまでは順調ですね。

このまま無事にデビューまで進んでくれればと思います。

 

・シルヴァーリップ

5月24日に川崎の林隆之厩舎に入厩。

速い時計を出したときは、辛くなると馬の後ろに入るそぶりを見せたようですけど、能力試験を受けるくらいの体力はついた模様。

7月7日の能力試験でどの程度走れるか確認したいです。

 

・ファインノーブル(コウヨウルビーの21)

谷川牧場西舎共同育成場で調整段階。

怪我や病気の情報は入っていないので、じっくる進める方針なのだろうと解釈しております。

切れる脚というよりは長く脚を使うタイプということで、ある程度長い距離のレースで先行押切のタイプかと思われます。

 

【ユニオン】

・インプローヴィング

東京プリンセス賞にも出走してくれた頑張り屋。

自己条件なら掲示板にしっかりと入ってくれます。

7月からの格付けはC1に。

7月6日(木)川崎8Rブラックジャック賞に出走するとのこと。

追い切りは一杯に追われ、しまいも伸び、状態の良さをキープ。

枠も今開催の川崎なら好条件ともいえる外側の7枠10番。

古馬との格付け初戦でも期待したいです。

 

・シスターネビュラ

7月3日の川崎1Rでデビュー3戦目にして初勝利。

下級条件ではあるにせよ、新馬の内容等を考えると、この時期に勝てるとは思っていなかったので、かなり嬉しいです。

そもそも遅生まれの同馬。まさか川崎競馬の新馬が始まる開催にデビューするとは思っていなかったので、そこからコンスタントに使って3戦目で勝つまでなるとは思ってもいませんでした。

デビュー時寂しかった馬体も、馬体重こそ増えていませんが、パンとしてきたように見えます。

今回はチークピーシズを着用し、ハミも変えて、最後まで集中して走らせたように、陣営の努力もありがたいです。

今回の走りが本来のもの。しかも、まだまだ成長してくれると思っています。

下河辺トレーニングセンターに放牧し、さらに成長した姿を見られればと思います。

 

・ブレッザマリーナ

シュウジデイファームで15-15を乗られている段階。

馬体重が半年で410キロから480キロまで増えているように、かなり成長したようです。

ここからトレーニングを積んで、無駄な肉を削いでデビューできれば、結果は出ると思います。

インプローヴィングが桃花賞に出走しました。
桃花賞と言えば、南関東牝馬クラシックにもつながる準重賞。開催時期が変わってからは少々微妙なところもありますが、それでも重要なレースであることには変わりありません。
そんなレースに出走するのですから、走るだけでも嬉しいのですが、やはり競馬ですし、好走してくれたらなお嬉しい。
そんな気持ちでレースを迎えるのですけど、実は、レース前はかなり期待していました。
メンバーを見ると、フジコチャンはやや抜けた存在ですけど、次に人気になりそうなエオリエンヌとは道営時の成績から考えても互角に戦える計算。しかも、追い切りの時計はいいですし、今回は距離延長して先手が取れそうですから。
だったんですけど、結果は8着。

そもそも先手を奪えませんでしたね。それで中団の外々を回ってだと、今開催の大井では厳しいです。
調教は悪くないように思えるんですけど、なんだかレースに結びつきませんね。

落ち着きが出てきてというのも、見方によっては覇気がないともなりますので。

騎乗した町田騎手は「走りに集中できておらず、終始フワフワした感じで走っていました」とコメントしているように、本当の力はこんなものではないはず。
連闘で川崎開催を使う可能性もあるようなので、体調面だけは気をつけて。

ともあれ、桃花賞を走れたのは、一口馬主として嬉しかったです。