能登地震が発生してから約一カ月が経ちました。
能登地震④ | 独身男性のきままライフ (ameblo.jp)
”明日書く”とか言いながらずいぶん時間が過ぎていました。
今では被災地以外のところは今回の地震に対してどのような認識なのでしょうか。
わたくしの地域は未だに断水しています。
先日、『復旧は4月...』と言うニュースを見て絶望しました。
そして、わたくしですが1月の6日からは近所の避難所の手伝いをしていました。
6日までは...不貞腐れていました...
そこで今回は1月1日地震発生直後...わたくしに起こった出来事を書こうかと思います...
~1月1日、地震発生後~
わたくしは避難所に指定されている小学校に向かいました。
そこで母親に連絡をとったところ車を発見して無事合流しました。
近所の足が悪いおじさんも犬と一緒に後部座席にいたので安心しました。
ただ、外を見るとペットを連れてきたが故に中に入ることが出来ず寒い中立ち尽くしていました。
何となく入口で誘導している人がいたので、その方に
「ペット連れている方専用に一部屋解放したらっどうですか?」と聞いたところ
「そんな事に構っていられない」と言われました。
まぁそうですよね...
学校の中を見てみるともうすごかったです...
『我先に入らなければ』って感じで押し合いになっていました...
お年寄りもくそもありません...
そこにわたくしの知り合いがトラックに布団、食料を積んで来てくれたのです。
知合い「今からトラック2台で順番に布団、食い物運んでくる。正面玄関に向かう道をふさいでいる車を移動してもらって道を開けて欲しい。」
と言われたので、前方に停車している車のお兄さんに話しかけました。
わたくし「今から僕の知り合いが後ろのトラックで順番に布団、食料を運んでくるんだけど、ここは正面玄関への道になっているので少し別の場所に移動してもらえませんか?」
車のお兄さん「お前に何の資格があってそんな事言えるの?」
えっ!どう見ても年上ですよ...
わたくし「何の資格もないけど、これから避難所で夜を明かすのなら布団、食べ物が必要になるでしょ?だから、少し後ろのトラックが通れる様にして欲しいのです。」
車のお兄さん「だから!お前に何の資格があってそんな事言えるの!?」
わたくし「そうですね...なんの資格もありませんね...」
もう知りません...わたくしも市民団体で活動していたので発災当初から色々出来る事をやるつもりでしたよ...
そしたら、駐車場整備していた町内会のオジサンが走ってきて
おじさん「ここに車停めていて救急車両がきたらどうするんだ!邪魔になるからどかしなさい!」
大人しく移動していました...
やはり、言い方って大事なんですね...
とは言え、その知り合いが次に
知合い「これから順番に運んでくるけど、これ以上混雑すると支障をきたすから誘導の人にこれ以上駐車場に入れないようにお願いして欲しい。」
わたくし「わかりました」
駐車場入口で誘導棒を振っているお兄さんにその旨伝えました。
お兄さん「そうですか!わかりました!」
うんうん!良いお兄さんだ!
その直後一台車が来ました。
お兄さんは謝りながら「すみません。もう一杯です。」
車のおじさん「入れるって聞いたから来たんだぞ!どういう事だ!」
お兄さんは怒られていました...
ゴメンね...
そこから先は先日書いた通りです。
自己判断はよくありませんが、自宅に帰りました...
次の日からはもう”誰かの為に動く”と言う事をやめました...
自分の事だけやっていればいい...
そう思う様になりました。
~つづく~