二人でおんなじ星を見よう


だって


友達だもん



アニメ:ふたつのスピカ


引越し当日。


かさねは浮かない顔をしてホームに立っていた。


振り返り誰かを探す。


見送りに来てくれる人を。


ふれーずめーかー


しかし誰も来ない。


電車が到着し乗り込むかさね。


おもむろに正面を見る。


するとそこにアスミが息を切らして走ってきた。


片手にはカエデの葉を握って。


ふれーずめーかー


「あすみちゃん・・・」


「かさねちゃん、悲しくなったら星を見て。私も見るよ」


そしてカエデの葉をアスミはかさねに手渡す。


涙がかさねの頬を伝う。


ふれーずめーかー


無情にも閉まるドアの向こうからかさねは「ごめんね」を言います。


私が一番欲しかったのは


パパでも綺麗な体でもなく


本当の友達だったんだ・・・。


かさねは窓からホームに立つアスミを見るのでした。


そして


このアニメの最後のシーン。


大きくなったかさねと思われる人物が本を読んでいるシーンが映し出されます。


そこには


しおりが、


カエデの葉が挟まれていました。


いい回だったなー・・・。