いま再生可能エネルギーが横行している。世界の潮流だ。でもソーラーパネルのような再生可能エネルギーは夜間や冬場に弱く、電力の安定供給が難しい。そこで蓄電池がとても重要な役目となる。蓄電池の重要性は原発も同じであるけど、再生可能エネルギーの依存度はその比でない。

 

下記リンクからも見られるように、蓄電池には今のところレアメタルが必要だ(代替もある)(レアメタルは有害労働が多い)。黒鉛はほぼ中国の独占市場だ。中国とのビジネスはハイリターンなもののハイリスクであり、エネルギーに関してはリスク分散をしたほうが良いというのが自分の意見だ。ロシアの資源に頼ったEU、特にドイツを見ていると真剣に考えるべき議題だ。中国との有事も可能性がゼロではない。

 

レアメタル代替もあるけど、そのための製造エネルギーやコストは今のところ全くメリットがないので、これが確立するまでは原発は使ったほうが良い。原発は他国への依存度が低い。そして他国へ販売できる技術を日本はまだ持っている。万人にエネルギーが届けば、貧困国を救うカギになる可能性もある。

 

原発は様々な問題を持っている。しかし最悪その土地を捨てれば100万年後に解決できる。ヒトは火を100万年くらい前に利用し始めた。火は火事や火薬兵器など多くの命を奪ってきた。でも火は便利だ。今は火から電力か水素エネルギーへの移行時期だから、もっとちゃんと考えたほうが良い。電力のない不便を知らない人は、一度停電が当たり前の国に行ったほうが良い。

 

ちなみに水素エネルギーは、ほとんど化石燃料の炭化水素から作られている。まだ技術が追い付いていない。ニュージーランドが先駆っぽいけど、まだ情報不足。次回へ。三鷹からエネルギー問題を提起しよう。

 

EV普及のカギをにぎるレアメタル|スペシャルコンテンツ|資源エネルギー庁 (meti.go.jp)

 

脱炭素は蓄電池がカギ!|サクサク経済Q&A|NHK