こんばんは!!早速本日の名言をご紹介します!

【本日の名言】
足るを知る者は富む
〜老子〜

本日の名言は春秋戦国時代の中国の哲学者、老子の言葉です。厳密にはこの後にも続く言葉があるのですが、今回はこの部分だけを取り上げます。老子の名は、教科書等で目にしたことがある方も多いのではないでしょうか。

人間の欲望には際限がありません。どれだけお金があろうと、大きい家に住もうと、いい車に乗ろうと、高級な服に身を包もうとも、いずれそれが当たり前になり「次はあれが欲しい」となってしまいがちです。また、同様に「あの人が羨ましい」という嫉妬心にも際限はないでしょう。
どれだけお金や地位や名誉を手に入れても「満足すること」を知らなければ、満たされた気持ちになれず、心は貧しいままです。
お金も地位も名誉も、墓場まで持ち込むことはできません。その程度のものなのです。また、いくらお金持ちや偉い人になっても、不幸だったら意味がありません。不幸な金持ち、不幸な偉人になるくらいなら、貧しくても常に満ち足りた気分で日々暮らすことができ、死ぬときに「いい人生だった」と思えることの方がずっと尊いと思います。

人間の満足とは本来どうあるべきなのでしょうか。もしかすると、自分と大切な人が心身ともに健康で、帰るべき場所があり、1日3回の食事があるだけで、満足するべきなのかもしれません。それ以外のものを手に入れられたときは「なんと幸運なのだろう」と思うべきなのかもしれません。

「満足すること」を知り、何気ない日常の一瞬一瞬に感謝することで、繰り返しだった毎日が豊かになっていきそうですね!!
本日も最後までご覧いただき、ありがとうございましたキラキラ