今でもごくたまに
お父様、大丈夫ですか?
と見知らぬ方にコンビニや道端で聞かれることもあるので、そういや、長らく父の近況をブログに書いていなかったなあと思い、ちょっとだけ。
コロナワクチン→重篤な副反応が出る→ICUに入り死にかける→TVで話題になる→命を取り留めるが弱る→この頃河野大臣はワクチンで死者は0と発言し(かなりろくでもない大臣)その後今頃になって国は死者を認める→その後、骨折などを繰り返し度々入院→元気になったがコロナにかかりまた死にかける→ICUに入る→その後、落ち着き老人ホームに入る→特養が空いたので特養に入る→間質性肺炎なので鼻から酸素吸引をしていたが、その酸素量が多くなり、ICUに緊急入院→酸素吸引量が少なくて済むようになったが、特養の規定で戻ることができなくなり、自宅近くの街の病院で一ヶ月過ごしながら入れる老人ホームを探す→母は家から近いので、足が悪いものの毎日タクシーで通っていたよう。彼女的にはもうきっと長くは生きないだろうし、足が悪いのでもっと遠くの老人ホームに入ったら自分じゃ行けなくなると思っての最後の必死の行為だったようだ→新しい老人ホームが見つかり、入る。但し、特養に比べると料金がいっきに上がり、距離もかなり自宅から遠くなってしまうので母が大変に抵抗し、みんなが大苦労。。。安くて東京に近いところ、、、、なんて気持ちは分かるけど、そりゃあるわけないわけで。。。。
ということで、まあ、この数年、本当に色々あって父は大変だったと思いますが、とりあえずは今はかなり元気になり、ご飯はおかゆとか刻んだ野菜とかだそうですが、酸素吸引量も1リットルで済み、何故か耳も以前より聞こえるようになっており、時計を送って欲しいとか大谷翔平の帽子を送って欲しいとか、まあ、元気に前向きになっていました。
母は 私はもう行けない。手紙を書く と言っていますが、まあ、車で高速使って40分なので、いくら僕が忙しくても月に1、2回は連れて行ってあげられますし、足が痛いと言っても座っているだけなのですが、母からするとそれでも痛くて辛いようです。僕はまだ80歳を超えた人の気持ちが分からないのかもしれないけど、最近、彼女が毎日通ったことで父が元気になってきた可能性もあるからなんとか会いに行って欲しいですけどね。
まあ、とりあえずは、ほっとしている状況です。
さてさて、今後、どうなっていくのか。
かかりつけ医に 間質性肺炎だとあと一年くらいだ と母は言われたようで、その医者も診てもないのにどうかと思いますが(母が正確に父の情報を伝えられていない可能性もあります)、大変ショックを受けているようです。
が、まあ、いつかはそういう時もくるわけです。
母も歳なのでそりゃいつかはそういう時がくるでしょう。
父は施設にいるからそういう時がきてもまだ安心ですが、母はまだ足以外は元気で、日に日にわがままになり、子供に戻っていき、みんなに失礼な言動をしてしまうようになっているので先が思いやられます。
日本は世界一の高齢者大国で、きっと僕のような、いや、僕なんかより壮絶な体験をしている人がたくさんいるんでしょうね。
そんな特別なことがなくてもいい。そこそこ幸せに生まれ、そこそこそ幸せにみんなが亡くなることができる社会。それ以外に目指すべき国家像なんてあるのでしょうか?
サラリーマン全員に確定申告をさせる?解雇規制を緩和する?・・・こんな論点に たった些細な幸せを願う国民の視点が少しでも含まれているのでしょうか?
✳︎間質性肺炎とは?
初期には無症状であることが多く、病状がある程度進行すると咳や息切れが見られます。多くの場合、痰を伴わない乾いた咳が出ます。息切れは主に運動時や坂道・階段の昇り降りなど一定の負荷がかかるときに見られますが、進行すると着替えなどの軽い動作でも息切れや呼吸困難が起きるようになります。手足の指先が膨れ、太鼓のバチのように変形することもあります(ばち指)。また、間質性肺炎は風邪やインフルエンザなどの身近な感染症をきっかけとして、病気が急激に悪化することがあります。この際には咳や呼吸困難が急速に悪化するため、風邪などの感染症にかからないよう注意する必要があります。
