最近、父からたまに電話がかかってくるようになった。
昨日の夜もかかってきた。
相変わらずこちらからのラインや電話には一切出ないが、自分の要件の時だけ電話がかかってくる。
嬉しくはある。
が、如何にも父らしい。
要件はお寺にお金を払えとか自分の一方的な言いたいことを言って切ってしまう。
如何にも父らしい。
色々なことが浮かんだり、気になるようになってきたというのは良いことなのかな。
その分、ちょっと鬱陶しい昔の父が見え隠れするようにもなってきた。
しかし、とにかく長い戦いだ。
父が受けた大規模接種センターでは、父のような重篤な副反応が出た人はいまだに父だけだそうだ。
本当に運が悪い一人ではあるのだろう。
本当に運命を呪うしかないのだろうか。
まだまだ戦いは続くけど、焦らず、頑張って欲しい。