正直、最近、熱烈な巨人ファンでなくなってしまっているのでドキドキした。
意外性のあるエンタメを見る感じで。
ある意味、無責任な楽しみ方として。

この過密スケジュールで自分が監督だったら正しい判断だと思う。優勝するための犠牲だと。

が、もし、自分がこの試合を見に行っていたら、最後まで本気で逆転を狙った姿勢が見たいからがっかりするでしょう。

かなり熱心な巨人ファンなら、他の投手を休ませることができたと安心するかも。

増田選手はどうだったんだろう。
ある意味無責任に楽しめたんだろうか。
打たれたら叩かれることを想像して肝を冷やしたんだろうか。
監督の期待に応えられ、組織人として名誉に感じたんだろうか。

まあ、結果抑えられたが、もし打ち込まれていたら、原監督ともども今以上の ほら見たか という大きなバッシングを受けたかも。

阪神ファンだったら大勝しているからあまり何も思わなかったかも。逆に余裕があるからエンタメとして楽しめたかも。

打ち取られた選手だったら落ち込むなあ。恥ずかしいだろうなあ。いくら大差でも。
大学生のビジコンで優勝しましたって学生さんに、40代のビジネスマンがプレゼンで負けたような感覚になるかもしれない。

しかし、総じて、歴史の長い、ある意味マンネリ化したプロ野球に、こうした議論を呼ぶ采配をした原監督はエンターテイナーとして素晴らしいかもしれない。

巨人・増田大輝の投手起用は確信犯。原辰徳監督「いつも最初は笑われる」(Number Web)
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20200807-00844575-number-base