正確にはタリーズピクチャーブックアワードって言うらしい。

これは第15回でストーリー賞を受賞したものらしい。

去年?か数年前?は、ジャルジャルの絵本さんが選ばれていましたね。

タリーズのHPによると、

「子ども達や青少年の成長を促すために、夢や目標のお手伝いをする」

と書いてあります。

絵本作家の創出を応援していこう、ということなのでしょう。

加えて、子供を含むファミリー層もタリーズの重要な顧客にしていこう、

ということも背景にはあるのでしょう。

この思想は素晴らしい。

僕もこの賞を応援していこうと思います。

むしろ、日本は子供に厳しいお店が多すぎる異常国家なので、

子供に冷たいお店のブラックリストを食べログに載せて欲しい。

僕はこれは差別だと思っています。全てのお店が全ての子供を

受け入れるべきだと思います。

だから、タリーズのこの賞は応援します。

が、一つ注文を言わせて頂くとすると、受賞者に賞金をちょっとあげて終わり、

というのは賞としてスケールが小さいような。。。思想は素晴らしいんだけど。

一応、タリーズで売るのだから、印税は作家に入れてあげるべきだし、

タリーズも絵本化したものを損失にしないために、これだけ店舗網があるのだから、

もっと積極的に売っていくべきだと思います。

リスクを最低限にしたい・・・という姿勢では、金額も小さくなるし、本気度

が伝わらず、結局、大した作品が応募されなくなると思います。

一応、数冊読んでみましたが、正直、どれも質が高いとは言えません。もちろん、

素人さんが書いているとは言え。

芥川賞も、昔より質は下がっているけど、まだ質が維持できているのは、

出版業界が本気で宣伝するし、売ろうとするからです。

お笑いのM1だって、一応、注目されるし、そこから売れている芸人がたくさん

いますからね。

素晴らしい思想に、是非、大きな投資を!

タリーズに心からお願いしたいと思います。