今、早慶上智、マーチあたりの女子大生の間で、総合職ではなく、一般職人気が高まっています。

中には東大生の女子でも。。。

東大生の女子にお茶くみは頼みにくいなあ。。。

一般職=お茶くみ ではなくなっている時代ですが。。。。

でも、昭和の一般職より、一部で高学歴化が進んでいるのは間違いないようです。

この傾向はうちの研究所の若者たちを日々見ていてもこれは実感します。

https://www.businessinsider.jp/post-34485


2014年の厚労省の調査だと、総合職女性の6割が離職しているみたいです。ちなみに、男性は4割弱。

つまり、総合職に就職した女性の多くが様々な事情で離職するため、だったらバランス良く長く働ける一般職にしよう、というある意味で合理的な判断をしている、とも言えます。

夫を「主」たる稼ぎ主とし、1人で一家を食べさせていける時代ではないから自分も働かなくてはいけないけど、でも、キャリア女性だと転勤の可能性もあるし、子育てもし難いから、あくまで「従」としての働き方。細く長くという選択。


働きマン、負け犬の遠吠え、干物女、ラストシンデレラ、タラレバ娘・・・・様々なコンテンツで、総合職女性やキャリア女性の苦しみを疑似体験し過ぎた反動もあるでしょう。

上の世代のキャリア女性からはなんだか寂しく感じるかもしれませんね。

キャリアで働きたくてもなかなか働けなかった世代の女性からすれば、腹立たしく感じるかもしれません。

が、僕は基本的に、仕事は本人が、家族などの状況を考え、話し合い、自分で選ぶべきものだと思います。

だから、総合職だろうが、一般職だろうが、専業主婦だろうが、何でも良いと思います。

1億総活躍社会には違和感を感じます。本人が働き方を選べる社会こそ真の成熟社会だと思います。

よって、

これからの女性はとにかく総合職で働くべきよ

というマッチョな考えには反対ですし、そうした考えを持つ上の世代を今の若者たち自身がイタイ と考えると思います。

だから、こうした若者の傾向を僕は否定しません。

若者の方が、僕ら中高年よりずっと先行き長いわけで、その上で選択しているのだから、よっぽど将来のことを考えてのことだと思います。それに、そもそも人の人生の選択は、その人にしかできないわけですから。

若者の皆さん、特に女性の皆さん、どうかよく考えて自分の将来を選択して下さい。

今は「就職売り手市場」なので、皆さんの選択が比較的に通り易い時期です。

また途中で方向転換したっていい。人生は長いのだから。

ただ、今も、その時も、その都度、本気で真剣に将来のことを考える 意思 が重要だと思います。

頑張ってね!!