岩国、徳山、広島 唄旅②~森永セイジ R.I.P.~
7/14(土)夜。いざ徳山ブギハウスへ。
どこから話せばいいだろうか。すべては書き尽くせない。ブギハウスオーナー、生粋のブルースマン、人生の大先輩だけど初めて会った'98年からの魂の友。血よりもっと濃い何かで繋がってたと俺は思ってる。森永セイジ。
前回4月に来た時に決めたこのライブの日まで待っててくれた。そう思っていいかな?森永さん。
昨年末にガン発覚して、先週末危篤状態になって正直最期には間に合わないんだと思ってたから。
病室でいっぱい管繋がれて、でも息してた。「耳は聴こえてる」っていうから伝えた。今夜もブギで歌うよって。起きたらあとせめて10回ぐらいは一緒にやって2人で写真撮ろうよ。置いてかないでよって。
(この写真は2008年ぐらいかなぁ)
ブギハウスへ。
そりゃ歌った。めっちゃ歌ったった。
森永さんの代わりに、森永さんに「大森くんホントええけー来い」って言われてた人が沢山来てくれてた。心の底から感謝です。
ライブ後、俺が歌い始めてしばらくして静かに亡くなったって知らされて、深夜、仮通夜会場向かった。綺麗な顔してた。なんとなく分かってたけど、10年以上前に森永さんと一緒にやるために作っていつも一緒にやった「深酒」をアンコールでやってた時隣りにいるの感じたもん。
あー、ちくしょー。こんな感情的な文章書かさないでよ、森永さん!やだよ、こういうの。
うん。でも、書いとく。本当に森永セイジが大好きです。お疲れさまでした。寂しいです。そして本当にありがとうございました。森永さんみたいな人がいつも褒めてくれたから、味方だったから俺やってこれたよ。まじで。
だから森永さんがホンモノだって言ってくれた歌、正真正銘ホンモノで終わらせられるように俺こっからまた歌ってくね。ありがとう。ありがとう。
今頃はいろんなことから解放されて、歌いながらうまい酒飲んでんだろうなぁ。ゆっくり休んで、飲みながらたまには聴きにきてね。森永さん。
森永セイジ R.I.P.
~③につづく~