煙草を吸い始めて20年は煙草と共に生活している。
当時は一箱300円とかそんなもんだったのでバイト代でどうにでもなる金額ではあったが今では500円を超えていてなかなかの額になった。

それだけでも喫煙者には厳しい世の中になった。


職業柄と病気の影響で加熱式煙草に変えたものの、これが周りにも影響が無くて体への影響も少ないと発表してるメーカーのことは特に信用はしていない。

少なくとも部屋の壁や歯が茶色くなることはなくなったし、体から煙の匂いがすることもなくなった。

それだけでも凄いことだ。


百害あって一利なしな物だと言われる嗜好物代表だとは思うが一利ないものを嗜好する人などいるわけがない。
美味いから吸う。
他にも理由はある。
大きく息を吸って吐くなんて煙草吸う時以外ない。こんな息が詰まるような社会の中で生きていてそういう正に「一息つける」時間を作れるのだから良い側面もある。
体に悪いことなんて言われなくても分かっている。

煙を吸って吐いて体に良いなんて、内分量の説明などされなくても何となくでも体に悪いんだろうなと思うに決まっている。
それでも吸うのだから、それなりの覚悟を持ってこちとら吸っているのだからある程度大目に見てほしい。
大病患っても今も吸い続けているのだから、もう煙草と共に生きていく覚悟だ。
手術してしばらく禁煙したけども精神への負担は半端じゃなかったので辞める方が体に悪いとさえ思った。

2020年4月から受動喫煙防止法が施行される。

都道府県で取り組みの度合いは違うようだが東京は特に厳しいらしい。

静岡はどの程度なのか分からないけど。
ともかく飲食店等含む商業施設の屋内全面禁煙が実行される。
話によれば居酒屋もパチンコ屋も含まれているのだとか。
もう喫煙者からしたら死活問題である。
煙草が吸えないパチンコ屋など誰が望むのか。
今の店内は煙草嫌がるやつはパチンコ打つなくらいの空気だったのが今後逆転してしまう。
ギャンブル依存している人間が煙草を辞めようなどと微塵も思うわけもない。
法が施行されたとてホールのあちこちで火を付けるアホは確実にいることは容易に想像出来る。
パチンコ屋はそういう社会不適合者が今も僅かながらいるからこそのパチンコ屋なのだから。

居酒屋にしても喫煙者にとって酒と煙草はセットだから煙草が吸えないってだけで長時間の滞在は無くなる気がする。
煙草の受動喫煙が嫌で居酒屋に行かない非喫煙者など今までいただろうか。
居酒屋とはそもそもそういう所だと割り切ってきていたのではないだろうか。
なら、店にも客にも禁煙化はマイナスでしかないのにオリンピックで来る外国人に良いところを見せようとわざわざ全面禁煙にする必要などあるだろうか。
オリンピックが終わったら外国人なのだから外国に帰るのに。
我々はその後もその法に従わなきゃいけない。

受動喫煙に悩まされて死に近づけさせられている人がどれくらいいるのか。
昔はテレビでも当たり前に煙草を吸っていたし、ライブハウスなんてホールが灰皿みたいなもので灰皿なんて逆に必要なかった。
流石にそこまではやり過ぎなので規制しても良いだろうけど全面禁煙はあまりにも喫煙者には酷過ぎる。
じゃあ最早煙草を売るなよと言いたい。

臭い物に蓋をすることに今この国は躍起になっているように見えるが蓋をした所で臭い物が無くなるわけではない。
もしかしたら減るかもしれない。という憶測程度、淡い期待程度なことで肩身狭い思いをすることが納得が出来ない。

過去煙草を吸っていた人やそもそも吸ってない人は吸っている人間を格下のように見る節があるが別に辞めようなどと思ってないし吸ってない人に憧れているわけでもない。

寧ろ楽しみの1つを知らないで何が楽しみで生きているんだろうと思っているので非喫煙者の方々はくれぐれも勘違いしないでほしい。