もう結婚して3年経つ。
まだそれしか経ってなかったっけ。と聞かれる度に自分で思う。
一緒に暮らし始める時も結婚する時も全て凄いスピードで決めていって濃い時間だったから落ち着いた今そう感じるのだと思う。
自分達の入籍日は友人の高木の結婚式の日だった。
今考えると市役所行って婚姻届出して友達の結婚式に出てる人なんて前代未聞かもしれない。
しかも働いてるのが結婚式場でそんな愚行に出るなんて考えられないだろう。
でも、ちゃんと意味がある日で。
しかも大安だったからこの日しかない。と思っていた日だったから仕方がないといえばそうなのだけど。
元々自分達の結婚式はやるつもりはなかった。
色んな理由はあるが奥さんが結婚式をやることには前向きではなかったのが主な理由だったけど今では自分も今更良いかな。と思う。
結婚式場で働いてるからこそ結婚式はやりたい人がやるべきだし誰よりも本人達がやりたくてやることが一番大事だと思うのが大きい。
当然招いた人に楽しんでもらいたいと新郎新婦は言うが、新郎新婦が苦労して作った結婚式を本人が楽しめなかったらそれは何の意味も無いとプランナー、キャプテンを日々やっていて思う。
親の為だとか体裁の為だけにやる人も少しは中にはいたりするけれど。
この業界に入る人は8割方元々専門学校に通って目指していただとか、専門学校に行ってはいないけど憧れていただとか、ホテルマンでサービスに従事していただとかだと思う。
自分は入った時結婚式のことは1つも知らないどころか飲食店で働いたこともなかったのでサービスとしての所作1つ分からなかった。
普通は雇われない経歴だったのにと不思議に思う。
音楽業界を諦めてからとにかく遊ぶことと結婚することだけ考えて仕事はそのお金作りの為で目標もない。
いつ辞めても良い。
お金さえ貰えれば良い。
そう思ってやるだけだった。
いざ結婚が決まって自分の身の振り方を真剣に考えた時色々やってはみたものの自分には安定より少しでも自分が興味あることが出来る仕事じゃなければ続けられないと体感した。
それは「音」だった。
正確に言えば何かしら音楽が仕事の中に入っている職種であること。
それが無ければ自分は何も興味が持てなかった。
それは「音」だった。
正確に言えば何かしら音楽が仕事の中に入っている職種であること。
それが無ければ自分は何も興味が持てなかった。
何年も音楽はもう良いと自分に思い込ませていたけど自分にとってアイデンティティであり続けていた。
結果全く0の状態で何も知らずウェディングプランナーになろうと思ったのだった。
まあ無茶苦茶だと思う。
未だに衣装の小物の名前とか分からなかったりするものもあったりするし。
それでも人の倍やればキャリアは倍で追いつくと最初に言われた通り今も手を抜かず倍でやっているつもりだ。
まだまだ自分が思う場所には遠いのだけど。
東京に出て音楽業界で生きていこうと働いた時代はマネージャー券ローディーでツアー回ったりフジロックやサマソニの裏方として働いたこともあった。
パチンコ屋時代はかなり店は変え続けたけど、無茶苦茶な世界だった頃のパチンコ屋の実態を経験して世の中の闇の部分も知って、その頃とにかくプライベートはとことんやることはやり尽くして。
散財もしたし、朝まで毎日飲んで寝ないで働いて博打して。それなりに普通じゃ見れない世界も見てきたように思う。
愚直に同じ仕事を長く続けてきた人は凄いと思う。
それはそれで自分には出来なかったことで。
当然経験も知識も及ばない。
でも仕事だけを頑張ってきた人には見れない景色を見て生きてきた分自分にしか語れないものもあるんじゃないだろうか。
人生の底辺を這いつくばってきた自分にしか言えない言葉はきっとある。
結果全く0の状態で何も知らずウェディングプランナーになろうと思ったのだった。
まあ無茶苦茶だと思う。
未だに衣装の小物の名前とか分からなかったりするものもあったりするし。
それでも人の倍やればキャリアは倍で追いつくと最初に言われた通り今も手を抜かず倍でやっているつもりだ。
まだまだ自分が思う場所には遠いのだけど。
東京に出て音楽業界で生きていこうと働いた時代はマネージャー券ローディーでツアー回ったりフジロックやサマソニの裏方として働いたこともあった。
パチンコ屋時代はかなり店は変え続けたけど、無茶苦茶な世界だった頃のパチンコ屋の実態を経験して世の中の闇の部分も知って、その頃とにかくプライベートはとことんやることはやり尽くして。
散財もしたし、朝まで毎日飲んで寝ないで働いて博打して。それなりに普通じゃ見れない世界も見てきたように思う。
愚直に同じ仕事を長く続けてきた人は凄いと思う。
それはそれで自分には出来なかったことで。
当然経験も知識も及ばない。
でも仕事だけを頑張ってきた人には見れない景色を見て生きてきた分自分にしか語れないものもあるんじゃないだろうか。
人生の底辺を這いつくばってきた自分にしか言えない言葉はきっとある。
それだけを糧にしていこうと後悔しかなかった人生をプラスにしようと思った。
それをまだ確立出来てはいないが一生懸命模索している最中だ。
辛いことも多い。
一生に一回の日を任せられるのだから大変なのは当たり前だと思う。
その中にやっていて良かったと思わせてくれたことも出来てきた。
でも自分はまだまだだと常々思う。
今の奥さんに出会って人生は大きく変わった。
気付けばそういう仕事への価値観が変わるきっかけも奥さんに出会ったからなのかもしれない。
そういう出会いがあって自分の人生は救われた気がする。
それをまだ確立出来てはいないが一生懸命模索している最中だ。
辛いことも多い。
一生に一回の日を任せられるのだから大変なのは当たり前だと思う。
その中にやっていて良かったと思わせてくれたことも出来てきた。
でも自分はまだまだだと常々思う。
今の奥さんに出会って人生は大きく変わった。
気付けばそういう仕事への価値観が変わるきっかけも奥さんに出会ったからなのかもしれない。
そういう出会いがあって自分の人生は救われた気がする。
