昨日はとある記念日で、シンデレラワイン「カンポエリセオ」の2002年をあけました
スペインのワインで、2002年 ワインスペクテーターで見事、13位に輝いたワイン
トロ地方から「流星の如く現れた」として、シンデレラワインと云われました
トップノートはカカオやバニラ、濃厚な花の香り…
まぁるいワインでしたが、渋みもちゃんとありました
時間がたつと、花が開くのと同じ様に、香りが開きました
ワインは渋みがあって、'獣'を感じるものが好きです
若い頃から、甘くて可愛いカクテルなどが苦手で
男性にバーへ連れていって頂いても、可愛いカクテルではなく…
カクテルはカクテルでも、ロックグラス オトコマエ
ワインも軽いものやフルーティーなものよりも
樽臭くて 獣臭くて 荒々しくて 重みがあって…でもその中に、はんなりと女性らしさのあるものが好みです
女性女性したものより、獣の荒々しさの中に隠れている女性らしさに、キュンときます
昨晩のカンポエリセオは女性らしさが全面に出ていましたが、素直に「美味しい!」ワインでした
ちなみに私が今までで頂いたワインでダントツに感覚が魅了され、記憶されたワインは「オルマイア」です
香りを感じた時の一番の感想は、親密で濃厚な、恋の味です
きっと初めて、痺れたワイン
もし感想をきかれたら、「大脳にきたワイン」
アロマで云うと、わたしの中ではイランイランを嗅いでいる時と同じ感覚に近いですね
官能的で、息苦しくなる
カラダの奥の奥をくすぐられ、まとわりつく気持ちよさ
空けてから少し時間をおいてゆっくり飲むのが良いワインで、すぐに飲むと、香りと味にギャップがあります
それもまた面白いところですが
アロマと同じ、ワインも好み次第ですが
オルマイアは私の中で、多分忘れられない、恋のワインです
でも昨日のカンポエリセオも、また含みたい香り
香りは、やっぱり、カラダに沁みます…
Holos Anthology