鼻翼縮小の修正手術から1年と数カ月経過した今の鼻について、先日ブログに書きました。
 
 

↓下の画像は、斜めからのアングルです。

 傷跡が新しく作られた溝です。(意味不明ですよね)

 
写真で見ると、そんなに変じゃないよ?と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、実物は本当に不自然なのです。
引きだと、なぜか意味不明ゾーンが白っぽく見えたりもして。
光の当たり具合で凹凸がハッキリして、不自然極まりないです。
 
それもこれも初回の手術がめちゃくちゃだったがために、修正しても取り返しがつかない状態になったのです。
 
ちょっと話がそれますが、以前Twitterをやっていた時に、私の鼻の写真を見た何人かの方が、「ちっともおかしく見えないですよ~」とリプライをくださったのですが、本音を言うと、少し微妙な気持ちになりました。
その方々には、本当におかしく見えなかったのかもしれないし、善意で言ってくださっているのもわかるのですが、こちらとしては自殺を考えるほど悩んでいるのに、自分の苦しみをあっさり否定されたような気がして。
私の感覚がおかしいの?私が神経質だからこんなに悩むの?と余計に悩んだりしていました。
被害者意識が強いですよね…。自分のこういうところ、嫌いです。
 
話を戻します。
 
 
タイトルの「私の鼻は、なぜ鼻翼縮小でおかしくなったのか?」についてです。
おそらくこういうことでは?というのを書きました。↓
 
 
手術前の下からのアングルの写真がない&元の形を忘れてしまったので(不思議なもので手術後は思い出せなくなりました)、何となくで描いたのですが、おそらくこのような感じの末広型だった気がします。
 
Aの断面よりもBの断面のほうが大きいので、その状態で縫合すれば、それはおかしくなるよね…って話だと思います。
 
末広型のタイプが鼻翼縮小に向いていないと知ったのは、手術した後のことでした…。
 
もし自分が鼻翼縮小に適していないのなら、医師がそう判断してくれるだろうと思っていました。
 
私が信じた医師は、その判断ができなかったのか、やらないほうが良いとわかっていながら金儲けのために手術をしたのか…。
 
こんな事態を避けるためにも、カウンセリングは複数のクリニックに行くべきなのですよね。
 
私は対人恐怖症なところがあり、医師=高圧的で怖いという思い込みから、優しい医師がいる評判の良さそうなクリニックを探していました。
 
そんな中、ある口コミアプリで
「先生が優しい」
「物腰が柔らかい」
「笑顔で話してくれる」
「ここで鼻翼縮小をやってよかった」
「1ヶ月で傷跡が目立たなくなった」
「手術がうまい」
「もっと早くやっていればよかった」
「カウンセリング当日にやってもらえた」
などと、複数人の方が書かれているのを見つけ、ここだ!と思ってしまったのです。
 
カウンセリング当日に手術なんて、絶対にあってはならないことなのですが、
当時の私は、医療行為なのだから安心安全で、失敗なんてきっとないはず。
だから大丈夫!!と思っていました。
 
鼻は自分にとっての恥部だから、何件もカウンセリングに行くなんて恥ずかしいから嫌だし、良さそうなクリニックがあれば、そこでやってもらおう!
手術時間は30分らしいし、カウンセリング当日に手術してもらえるほど、案外お手軽なのか~!
口コミアプリでレビューを書いている人達はみんな満足されているし、大丈夫だよね!!
 
とか思っていた過去の自分をぶん殴りたいですむかっむかっむかっ
何という浅はかさ!!!
バカにもほどがある!!!
 
書いていて自分のバカさ加減にイライラしてきました。
 
 
カウンセリング当日に、その後の人生を大きく左右することをその場で決断するなんて、絶対にダメです!!!
冷静な判断ができません!!!
家に帰って、本当にやってしまって後悔しないか、本当に大丈夫なのかを熟考する必要があります!!!
なので、カウンセリング当日の手術を容認しているようなクリニックは、患者のことを全然考えていないし、優しげな言葉と態度であっても、そんなのは表面だけで、ちっとも優しくなんてありません!!!
患者の気が変わらないうちに契約させて儲けてやろうという魂胆が見え見えなので、ろくでもないと思ったほうが身のためだと思います!!!
 
また、鼻翼縮小の手術時間が30分というのは、丁寧な縫合いたしませんパーと宣言されているようなものです。
 

形成外科での経験・知識があるまともな医師ならば、もっと時間をかけて(2時間くらい)、慎重にデザインを決めて、丁寧に縫合すると聞きます。

美容外科においては、手術が速い=有能な医師ではないです。

 

とは言え、名医と言われる医師が時間をかけて手術したとしても、失敗されることはあり得るし、失敗ではなくても、思っていたのと違う…、想像していたより傷跡が気になる…という場合もあると思います。

 

手術が成功しても、後になって、とんでもないことをしてしまった!!!という罪悪感に苦しむこともありますし…。

 

 

いろいろ話が脱線しましたが、

私の鼻が鼻翼縮小でおかしなことになった最大の理由は、

やはり、鼻翼縮小に適していなかったであろうに、それを見抜けないような(もしくは分かっていて金儲けに走った)医師を信用して、任せてしまったからです。

 

今の日本の美容外科の制度は、医師免許があれば、美容整形手術に必要不可欠な形成外科での経験や知識がなくても、誰でも美容外科医になれてしまうので、技術も知識もないのに人の顔にメスを入れることが可能です。

 

JSASにしか所属していない医師は、形成外科での修行はしたくないけど、大金はほしいです¥と言っているのも同然です。

大手に多いです。大手から独立開業したところとかも…。

 

人の顔にメスを入れるということの責任の重さを全然理解していないと思います。真剣さも覚悟も感じられません。申し訳ないけれど。

 

私が最初に手術を依頼したのは、そのような部類の医師でした。(大手出身の開業医)

 

手術を決める前に、美容外科業界のことをもっと調べていたら、手術のリスクについてもっと調べておけば、と後悔が絶えません。

過去の自分の無知や軽率さをどんなに嘆いても、失ったものは戻ってきません。

 

今、整形手術を検討されている方は、どうか私を反面教師にしてください。

 

人の成功事例に惑わされずに(成功は運によるところもありますし、人の感覚も千差万別なので、アテになりません!)、冷静に現実を見定めてくださいね。

 

長々と説教くさくてウザかったと思いますが、誰にも自分と同じ思いをしてほしくないので、あれやこれや書きました。