こんばんは、陽です。
ミニマルライフについて発信しています。
これまでは手放すモノについてお話してきましたが、思考面での手放しもお話していきます。
今回は、執着です。
執着を手放したいと考えている方はたくさんいると思います。
前置きになりますが、執着と類義語で”こだわり”という言葉があります。
日常では、よく混合されがちですが、個人的には使い勝手が大きく異なります。
執着は、辞書的な意味合いでは
”一つのことに心がとらわれて、そのことから頭が離れられないこと”
です。
一方、こだわりには2つの意味合いがあります。
一つは、執着と同じ意味です。
もう一つは、”必要以上に物事を追求する”
という意味です。
なので、こだわりに関しては、使い方によってポジティブな意味合いになります。
個人的に、こだわりとは、目的や目標を達成するためや、自分自身の長所を活かす上で、非常に大事な考えだと考えています。
自分は、ミニマルライフを送る前までは、執着が原因で生きづらさを非常に感じていました。
大切なモノや事柄・恋愛・人間関係など様々な面で
自分の望みがかなわないと、大きくへこんだり、自己嫌悪に陥ったりと非常にネガティブになっていました。
しかし執着を捨てるということは、決して何も望まないわけではありません。
何かを望むのが人であり、それが自分の人生を彩るものだと考えています。
多くの場合、何かに執着するときは自分の望みや心配事、自分が大切にしている物事だと思います。
執着を手放すとは、たとえどんな事態が起きても、その場では”仕方がない”ときっぱりと割り切れることです。
もっと言えば “ああ、しょうがないな” と軽く受け流せることです。
ミニマルライフを送り始めて、自分はこれができるようになったことが、一番大きいです。
すべてではないですが、大部分は手放せています。
唯一、いまだに自分が手放せていないのは、サンクコストになります。
今まで自分が長い時間とお金をかけてきた物事になります。
それが一つだけあるのですが、今では執着ではなく“こだわり”にしています。
追求するという意味でのこだわりです。
ところで “執着を手放す”という言葉はよく使われますが、自分はミニマルライフを始める1年少し前まで知りませんでした。
自分はモノを捨て始めた時に、その言葉を知ってから執着も手放せるようになりました。
自分は、順番的にモノを手放すのが先で、その流れで精神面にも影響して執着も手放すといった感じです。
なのでモノを減らす前に、初めから執着を手放すことができたかどうかはわかりません。
自分が、執着を手放せるようになった理由は、3つあると考えています。
①モノを手放したこと
②マインドフルネスを取り入れたこと
③他人に期待しないこと
になります。
①に関して
執着を手放すのに苦労している場合、自分の経験から、まずはモノを手放すことから始めてみることはお勧めです。
断捨離というのは、勢いでモノを処分します。
その勢いづいたままの状態で思考にも移っていく感じです。
ミニマリストの方々がよく言ってますが、モノの手放しがひと段落つくと、次は思考を手放すことを考えるそうです。
実際に、自分もそうでした。
しかし、そこから極端に何もかもミニマルにしたいという考えに至り、自分は一度沼にはまりました。笑
②に関して
前回、マインドフルネスについてお話しました。
何かにへこんだり、イラついたりといったネガティブな感情は執着と密接に関わっています。
しばらくの間、ネガティブなことが頭から離れられなくなるからです。
この悩みはマインドフルネスを実践すると、解消できる可能性が高いです。
自分も一時的にネガティブな感情が出てくることは当然ありますが、マインドフルネスですぐに忘れられます。
マインドフルネスは非常に有効です。
ありとあらゆる思考における原点になっています。
思考面においては、マインドフルネスのみですべて解決できるといっても過言ではないと思っています。
自分としては、それくらい重宝しています。
③に関して
今後詳しくお話していきたいと考えています。
執着は、人間関係や人とのやりとりの中で生み出されることが多いです。
そもそも人に対して、いい意味で何も期待していなければ、大きな被害を受けることはないです。
先ほどにも書いた、“しょうがないな”という気持ちの一言で、心を落ち着かせることができます。
以上です。
執着は多くの方が抱えている問題だと感じています。
執着を手放せると、一気に視野が広がる感じがします。
視界が開けた感覚です。
執着はある程度手放せましたが、サンクコストの課題は自分の中でまだ残っています。
解決できた際は、それについても発信していきたいと考えています。
今回は以上です
ではまた