謎のニックネーム | 町に出ず、書を読もう。

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物語がないと生きていけない。社会生活不適合者街道まっしぐら人間の自己満足読書日記です。

ネーミング関連で思い出した過去の話。

 

 

 

 

当時、夜の学生バイト達を束ねてる

 

バイトリーダー的な男の子がいたのですが、

 

その子は、他のバイト君バイトさん達に、

 

凄く雑なニックネームをつける子だったのです。

 

 

 

 

 

当時は私も異動してきたばかりで、

 

顔と名前を一致させるのでも大変だったのに、

 

ニックネームまであるのかよ、

 

なんて思ったわけですが、

 

そもそも名付け方も雑で、

 

仮にワタナベという名前の子がいたとすれば、

 

「ケン」とつけるような安直っぷりだったので、

 

フルネームが分かってれば、

 

大体誰のことか予測がついたので、

 

そう困惑したりはしませんでした。

 

 

 

 

ただ、どうしても元ネタが分からないニックネームがあったんです。

 

 

 

 

 

その名前を付けられてる子は、

 

おとなしげな女の子だったんですが、

 

「ごー」

 

と呼ばれていました。

 

ただ、最初のころは「ごー」であるかどうかも定かではなく、

 

「ごー」なのか「ぞー」なのか「ぼー」なのかすら分からない状態で、

 

どういう由来で名付けられているのか、

 

気になるけど、

 

改めて聞くようなことでもなく・・・などと、

 

何となくモヤモヤとした気分になっていたのです。

 

 

 

 

そしてある日、

 

話の流れでそのバイトリーダー的な子に、

 

ようやく由来を聞く機会が得られたのです。

 

 

 

 

どういう由来なのか?

 

その質問をしたところ、

 

私より以前から居たメンバーも知らない人が多かったらしく、

 

そういえば前から気になっていた

 

という声がいくつかあり、

 

なぜ「ごー」なのか、

 

改めて質問してみたわけです。

 

 

 

 

すると彼は、

 

そんな大した由来じゃないですよ、

 

とでも言わんばかりのしぐさで、

 

こう言ったのです。

 

 

 

 

 

「こいつ、コアラに似てると思いません?」

 

 

 

 

 

 

 

 

「「「豪!?」」」

 

 

 

 

 

 

 

 

まあ、それだけの、お話。