35.「小説家という職業」森博嗣 | 町に出ず、書を読もう。

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物語がないと生きていけない。社会生活不適合者街道まっしぐら人間の自己満足読書日記です。

35冊目
「小説家という職業」
森博嗣
集英社新書




小説家になるためにはどうすれば良いのか?


小説家としてデビューするだけではなく、作品を書き続けていくためには、何が必要なのだろうか?


プロの作家になるための心得とは?



デビュー以来、人気作家として活躍している著者が、小説を書くということ、さらには創作をビジネスとして成立させることについて、自らの体験を踏まえつつ、わかりやすく論じる。




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これまで日記やエッセイなんかで語られていた、小説や小説家に関する持論を纏めたような1冊です。



その点ではあまり目新しいものではないけれど、これだけの分量のものが1冊に纏めてあるのは貴重かも。



小説が大好きで、小説家を目指しているような人にとっては、読まない方が無難かもしれないなぁ。



でもまあ、小説家になる方法も、小説を書く手法も千差万別だし、参考にするつもりで読むのならアリかなとも思いますが。



森イズム全開の1冊でした。