つかみどり | 町に出ず、書を読もう。

町に出ず、書を読もう。

物語がないと生きていけない。社会生活不適合者街道まっしぐら人間の自己満足読書日記です。

夕方、買い物に行ったんです。



そしたらアジフライが98円で売ってたので、食べたくなりました。



タッパっていうんですか?それともトレイっていうんですか?



あの備え付けの透明の入れ物にアジフライを2つ入れて、輪ゴムでとめてレジに行こうとしたとき、輪ゴムの束の中に無骨な手が『ガッ』と入ってきました。



びっくりして見上げるとそこには60歳くらいのおっさん。



おっさんは輪ゴムを大量に掴むとポケットに押し込み、去っていきました。





お、おっさん…





はす向かいに百均があるからそこに行ってきなはれや。



105円でポケットに入りきれんくらいの輪ゴム買えるで…





そんなことを考えながら一旦その場を離れたのですが、そのおっさんの様子を更に見たくて(意訳:更に面白いことをしてくれないかと期待して)おっさんの去った方に向かってみました。



おっさんは、店に備え付けてある無料の水をポリタンクに入れて、店を去っていきました。



何も買わずに。





うーん、何も買わなかったのは結構ボイント高いけど、いまひとつインパクトに欠ける結末だなぁ。




68点。