本屋をうろつくの巻 | 町に出ず、書を読もう。

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物語がないと生きていけない。社会生活不適合者街道まっしぐら人間の自己満足読書日記です。

最近は買うと決めていた本を手に取ってレジに直行したり、取り寄せてた本をレジで受け取って金払って帰ったりばかりだったので、久しぶりに時間をかけて本屋をぶらついてみました。



文庫新刊コーナーで背表紙がずらーっと並んでるところを見ていたら、見覚えのあるタイトルを発見。



あ、「ディスコ探偵水曜日」(舞城王太郎)が文庫化されてる!



へーもう出版してからそんなに経つんだー、とか、上中下巻か、そりゃあの分量じゃそうだろうなー、とか思いつつもハードカバーで買っているから改めて文庫を入手するつもりはナシ。



手にも取らずに通りすぎようとしたものの、ふと思い付いて上巻裏表紙のあらすじを読む。



続いて中巻・下巻のあらすじも読む。



うーむ。やっぱりこの文字数じゃ無理があるよなー、これじゃさっぱり内容が分からない。



いや、文字数のせいでもないか。あの内容を要約するのがそもそも難しいし。このあらすじを書いた人の苦労が忍ばれるなぁ。



なんて思いながら本を戻して立ち去ろうとした時に表紙を初めて見てびっくり。



え?何故に萌え系のイラスト?



そりゃあ読者層と合わないのではなかろうか。



いや、以外にそうでもないのかな?



いやいや、でも内容と表紙が違いすぎやしないだろうか。



そんなことをつらつらと考えている自分をふと客観的に見ると、そこに居るのは萌え系イラストの文庫本をじっと見つめる三十路過ぎの男。



あわわわわ。



そんなこんなで今日はなにも買わずに退散しました。